11月14日、ビックサイトにて、建築知識50周年記念のセミナーを行います。
タイトルが建築知識らしいですが・・・(笑)
田中工務店の田中さん、岡庭建設の池田さんとともに
「木を生かした木造空間」について考えます。
司会は建築知識の山崎さんが務めます。
午後15:30から1時間ほどのセミナーですが
是非、いらしていただければと思います。
参加費無料。
ホームページ上では満員御礼となっていますが
会場を150人収容に変えたとのことで、まだまだ空きがあるようです。
申し込みと詳細はこちらから
昨日はTOKYO URBAN LIFEのセミナー。
「小さな住まいで大きく暮らす作法」についてお話しさせていただきました。
田中工務店の田中さんも駆けつけてくれました・・・
当然、田中さんにも質問を振っておきました(笑)
この頃の住まいは内に隠りがちな住まいが増えてきました。
もともと、人は住まいの中で自分が自分らしく、安心していられる場所として、
内に向かう場だったと思うのです。
そして、町と繋がっていた。
それが、防犯・省エネなどに対する関心の高まり、設備機器の発達が
閉鎖的な、自分のことしか考えないような家づくりを
加速させているのでしよう。
敷地いっぱいに建てた、閉鎖的な家々が並ぶ様は醜い・・・。
住まいは「外に向かう意識」(町と繋がる回路)を持たなければ
心地よい住まいとして成立しないのではないか?
「内に向かう意識」と「外に向かう意識」がグラデーションを描くように繋がっている。
自分の状況によって向かう方向・度合いを制御できる・・・
そのような住まいが心地よいと思う。
身体にフィットする服を纏うように、自分の身の丈に合った、
程よい大きさの住まいでいいと思う・・・。
特に小さな家では寛容さとおおらかさがなければ
大きく暮らすことは難しいように思います。
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