カメラマンの西川さんから写真が届きました。
天気が午後から悪くなって、できあがりを心配していたのですが大丈夫そうです。
まだまだ緑が寂しいですが
1年もすれば程よく成長することでしょう。
この家は空気集熱式のソーラーシステムを搭載しています。
今回はガラスなし集熱。
ガラスがない分だけ
夏の夜間放射冷却が良く効いて涼しく(寒いくらいだったとのこと)過ごせたようです。
断熱材はセルロースファイバーを吹き込んでいるので
冬の集熱が少々物足りなくても、なんとか暖かく過ごせそうです。
メインの2間幅の開口部は昼間のプライバシーを守るために、
緑の半透膜と木製ガラリ(網付き)+ガラス戸+障子の構成。
リビングの後ろの方に
前の家の古い建具を利用してトイレの出入り口の目隠しとしています。
和紙が張られていたのですが、剥がして格子として再利用です。
設計:伊礼智設計室(伊礼智 梅田冴子)
施工:自然と住まい研究所
写真:西川公朗
小木津の家の小さな風景