
年明け最初の連載開始は「キッチンのデザイン」について。
誌面の関係でどうしても詳細図が十分に載せられず、
どちらかというと住まいの中でのキッチンの捉え方、、、
それもぼくの独断という形となっています。
キッチンの分類やそのメリット、デメリットなどまとめても面白くないでしょうし、
結局、自分のこれまでの仕事の中から、自分の考えが現れている、
あるいはクライアントの要望をうまくまとめて、
その上、自分らしいキッチンとなった事例紹介という形を取りました。
その方が嘘がなくていい。
11月1日にはこれまでの連載をまとめて単行本として出版されます。
これから、全面見直してまとめ直しますが、
その時も上記したようなスタンスは守りたいと思います(学者ではないので)。
キッチンのあり方について一番、自分らしいのは事務所のキッチンかも知れません。
日曜大工の延長線上にあるような造作で、そぎ落とすところはそぎ落とし、
小さいことは気にしない。
既存に逆らわず、適度に付き合い、見た目に頓着せず、
ちょっとだけ身だしなみを整えた感じの生活道具、、、。
お金がなかったというだけなんですが(笑)、、、。
キッチンはそれくらいでいいような気もします。
将来また、腕と道具に合わせて改装すればいい、、、。