あけましておめでとうございます。
うちにいると落ち着かないこと、少しでも今年の仕事の組み立てをしておきたい、、、
というわけで事務所に出て来てしまいました、、、落ち着きます(笑)。
今年もよろしくお願い致します。
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年末のソウルは家族旅行だったのですが、
やっぱり強引に(笑)ちょっと遠出をして韓国民俗村へ(仕事?)。
ソウル駅からシャトルバスが出ているとホテルの人から聞いたのですが
バスターミナルが見当たらない。
ガイドブックに従って列車で行こうということで水原(スウォン)まで約1時間。
そこからバスでさらに40分、、、ということだったのですがバスの乗り方が分からない(笑)。
時間がもったいないのでタクシーで行く。
20分、、、以外と近かった。
帰りはバスを使ったのだが、バスが5人で5000ウォン、タクシーは14000ウォン、、、
日本円で1200円ほどしか変わらない。
民俗村では入り口付近の土産物屋さんをチェックしながら歩いていると
日本語の上手なおじさんがいろいろと話しかけて来た。
民俗村のガイドブックが欲しいと思ったので「後で来る」と約束をして、民家を見はじめた。
韓国南部の小さな農家の小さなマル(板の間)が気に入って、
家族をほっといて(適当にその辺見ていて!!というわけで)、、、早速実測。
軒天の変化と床面の変化が相まって、柔らかな境界を生んでいる。
自然とこの下へ来てしまう、、、心地よい場所というのはそういうものだ。
他にも、南部の両班(リャンパン)の住まいが眼に留まった。
建物にまとわりつくような、縁側のようなマル空間の繋がりが
その住まいを豊かに仕立て上げているように思えた。
外部が内部を豊かにする、、、そう思える。
帰りにあのおじさんの店にガイドブックを買いに行った。
おじさん、、、ぼくが実測するのを見ていたらしく、
それが珍しかったようで、より親しみを込めて話しかけてくれた。
スケッチブックを見せてあげたら、眼鏡を持ち出して来て、丁寧に見てくれた(笑)。
それから、二言三言、言葉を交わして、
ここの民家の詳細な実測図集も出ていることを教えてくれた。
普段、子供達とあまり言葉を交わすこともないのだが、
ホテルに戻って、スケッチに彩色をして、子供達に見せたら、、、
「おお、、、、」とちょっと感心したようだった。
こんなこともオヤジの仕事であることが伝わったろうか?
仕事と遊びと趣味の区別がないことは確かですが、、、。