福岡の家 上棟する

日曜日は福岡の家の上棟式。機内から雲の海を見る。
何だか今回は宇宙空間に近いような気がした（笑）

午前中に福岡空港に到着、現場監理を手伝ってもらう元スタッフと
施工を引き受けていただいた安成工務店の佐々木さんと待ち合わせ。

１２時過ぎに現場につくと、既に宴が始まっていた。
屋根もパネル化されてセルロースファイバーのシートが既に張られ、
構造用合板もあらかた張られている、、、速い。




お弁当とビールをいただき、しばし、ゆったりとした後、職人は仕事の続きに戻った。
何だかシャキッとしない上棟式だなあ？と思っていたら
式は夕方からとの事（笑）。

それまで、現場にて住まい手と仕上げや色の確認、追加や保留事項の検討を行なう。
その日でほとんど色まで決まり、後は現場の施工図の作成に集中する。
大工さんが３人、、、かなりのスピードで進むだろう。

うちの事務所は
詳細図をタイミングよく現場に出していると思うのだが
このスピードでは遅れ気味となる。
無理に工務店に合わせる必要はないと思うが、それぞれの工務店の仕事の進め方で
受け入れられるものは受け入れて進めている。
そこから学ぶ事も多いからだ。

システム化が進んでいる工務店は仕事が速い。
きちんとした図面をより速く現場に出すにはどうしたらいいかを考えさせられる。




4時半から式が始まった。
まるで地鎮祭のように海の幸、山の幸をお供えして２拝２拍手をする。
建物の四隅に紅白のおまんじゅうが供えられるのが珍しい。

安成工務店の福岡支部がなかなかしっかりしていて、期待出来そう、、、
テキパキと打合わせがすすみ気持ちいい。

福岡の家
設計：伊礼智設計室（伊礼智　島華子　　元スタッフ　黒岩浩子）
施工：安成建設福岡支部（監督　佐々木さん　　山崎さん）