重要文化財 中村家
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「リアリテ」(10月5日発売)の取材で訪れた沖縄の「中村家」。
沖縄で最も重要な民家といってもいい。豪農の家である。

この家は20数年前まで人が住んでいた。
弟の陸上仲間の家で、その頃、僕は訪れた事がある。

今回、中村家の方がガイドとしていらしてくれた。
そんな話をしたら、前もって知っていたら当人を呼んだのに、、、とのこと。
今は語学を生かして沖縄の絵本を英語に翻訳して活躍されているようだ。

この写真の左がショップとなっている。
前は、ここで化学調味料を使わない「沖縄そば」を出していた。
かなり年配の「オバー」がつくってくれたのだが、今はやっていなくて残念だ。


重要文化財 中村家_b0014003_20124297.jpg重要文化財 中村家_b0014003_20125432.jpg
お金持ちの家は沖縄でもかわらず、塀が高いのが特徴(笑)
島に行って見かける沖縄の集落は
もっと低い、直線ではない石垣に緩やかに囲まれ、柔らかな境界で
家の中と町がグラデーションを描くようににつながっていくのが特徴だと思う。
さすが、豪農の家である。ここではがっちりと外から必要な分だけ
空間が切り取られ、内部に開かれた空間が存在する。
これを見ると、沖縄の民家は「コートハウス」のように思える。

そのコートハウスはヒンプンと言う、魔除けであり、人を振り分ける役割を司どり、
外部と内部を緩やかに繋げる装置によって、関係を制御されている。

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正面に見える衝立てが「ヒンプン」。
右に曲がるのが「ハレ」、、、男や客人の通路。
左は「ケ」、、、女性のルート、井戸や家畜小屋、台所に通じる。
by satoshi_irei | 2007-10-02 20:31 | ・建築巡礼 | Trackback | Comments(6)
Commented by sosakujo at 2007-10-03 09:39
むかしの沖縄の家で感心することは、家だけでなくエキステリアを一緒に考えて計画されていることです。風対策が一番大きかったと思います。
最近の沖縄の家は、コンクリート建築が支配的になってエキステリアが捨象されるようになりました。沖縄で木の家をつくろうという動きがあります。宮古島の渡部さんの家は、大江忍さんが関係する三河の木で建てられましたが、遠いので、材は屋久島の人工林(これが意外と眠っているのです)を使ったら、ということを奨めています。koike13
Commented by sosakujo at 2007-10-03 12:43
エキステリアではなくて、エクステリアでした。失礼しました。
Commented by satoshi_irei at 2007-10-03 20:47
koike13さん
「れん」を読みました。 感動的な記事です。
来年の「若夏」のころでも宮古にいきたいと思いました。
沖縄でも木造の家を、、、という要望は多くなりました。
決して沖縄で木造ができないわけではないのです。
設計者、施工者、材料、施主のハードルがもう少し低くなれば
ぐっと増えると思いますので
屋久島の話は沖縄にとっては朗報と言えると思います。
やれる事はやりたいと思います。
Commented by 中村家住宅 at 2008-04-17 15:16
ご紹介いただきありがとうございました。
プログ開設のお知らせもかねてトラックバックさせていただきました。
Commented by たかさん at 2008-06-22 14:39
先週、梅雨明け直後の「中村家」にいってまいりました(蒸し暑かった...笑)。
ソトの暑さも、軒下に入ると別世界...。
300年近く経過している「まき」の柱も健在でした...。
石塀の配置・高さや「軒の高さ」も台風対策と聞きましたが、実際を体験し納得...です。
Commented by satoshi_irei at 2008-06-23 16:36
たかさん
沖縄はまだ梅雨の最中でしょうから、暑かったでしょうね。



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