
「リアリテ」(10月5日発売)の取材で訪れた沖縄の「中村家」。
沖縄で最も重要な民家といってもいい。豪農の家である。
この家は20数年前まで人が住んでいた。
弟の陸上仲間の家で、その頃、僕は訪れた事がある。
今回、中村家の方がガイドとしていらしてくれた。
そんな話をしたら、前もって知っていたら当人を呼んだのに、、、とのこと。
今は語学を生かして沖縄の絵本を英語に翻訳して活躍されているようだ。
この写真の左がショップとなっている。
前は、ここで化学調味料を使わない「沖縄そば」を出していた。
かなり年配の「オバー」がつくってくれたのだが、今はやっていなくて残念だ。


お金持ちの家は沖縄でもかわらず、塀が高いのが特徴(笑)
島に行って見かける沖縄の集落は
もっと低い、直線ではない石垣に緩やかに囲まれ、柔らかな境界で
家の中と町がグラデーションを描くようににつながっていくのが特徴だと思う。
さすが、豪農の家である。ここではがっちりと外から必要な分だけ
空間が切り取られ、内部に開かれた空間が存在する。
これを見ると、沖縄の民家は「コートハウス」のように思える。
そのコートハウスはヒンプンと言う、魔除けであり、人を振り分ける役割を司どり、
外部と内部を緩やかに繋げる装置によって、関係を制御されている。

正面に見える衝立てが「ヒンプン」。
右に曲がるのが「ハレ」、、、男や客人の通路。
左は「ケ」、、、女性のルート、井戸や家畜小屋、台所に通じる。