
今日は
もしかしたらクライアントになるかもしれない方々を5角形の家にご案内。
普段、設計を頼まれていない方に
その方のためだけに仕事を見ていただくという事は、あまりしない。
住まい手も大変だし、、、同じくこちらも半日がかりになってしまう。
今回は工務店の社長さんの自宅だし(笑)、普段、オープンにしているので甘えてしまった。
ありがとうございました。
奥さんの住み心地が聞けて楽しかった(笑)
確かに、写真で見る空間と実物はまるで違う。
特にうちの事務所の地味な仕事は実物で見ていただくとずいぶんと違うらしい。
新建築「住宅特集」の近作訪問で9坪の家を取材していただいた
建築家、吉井歳晴さんも「写真では分からない」といっていた。
単純なプランと実際の空間の開きが大きいというのは
先日、セミナーでゲストに来ていただいた
田中工務店の田中さんの最初の印象でもある。
プロでも図面では分からない。
建築家はある程度成功すると住宅から離れていく人も多い。
自分たちはどんどん経験を積み、レベルアップするが、
住宅を頼んでくれるクライアントはみんな、ほとんど「初心者」である。
だんだん、ギャップが大きくなってくたびれるのだと思う。
建築家は求道者が多いから(笑)、、、。
「初心者」である事とこちらが表現者としての「つくり手」である事を
お互いが尊重できればいい、、、そのためにはまずは実作を見ていただく事だろうな?と思う。
特に、うちのような事務所は実物を見ないと本当に分からないらしいから(笑)、、、
いつものオープンハウスとは別に、
見ていただく「楽しい機会」があってもいいのかもしれない(ちょっと考えます)。
5角形の家