

昨日はOM設計スクール第1回目。
今年は昨年の「目を養う」から「手を練る」にシフトし、
さらに一緒に仕事をして来た工務店の生の声も交えて組み立てたいと思う。
というわけで今回はここ4年ほど一緒に仕事をして来た
田中工務店の田中さんをゲストに迎え、
うちの事務所から何を学び、どう生かして自社の家づくりのスタイルを構築して来たか
をお話ししていただいた。
その後、1年前に竣工した「東船橋の家2」と
田中工務店の設計施工で明日からオープンハウスをおこなう「八千代の家」を見学。
田中さんが今、実行している大事なことは、オープンハウスが終了した後
職人に集まってもらい、現場で納まりなどの検討会を行なう事。
時間をおかずに、現場で指摘して、次の仕事に徹底させる、、、
これが工務店が安定した質の仕事をする、確かなやり方だと思う。
シンケンの迫さんも同じような考え方であろう。
設計事務所もそのようなやり方を取るベテランも少なくない、、、。
きちんと図面を書いて仕事をしてきたあとだからやれる事であると思う。
ベースがなければ望ましい水準の仕事にまとまらない、、、
田中さんはその辺りをきちんと押さえていた。
終了後、有志で恒例の宴会となる。
午前10時30分から午後9時頃まで宴会も含めて愉快なひとときだった。
さて、次回は設計課題1の発表と講評、、、
慣れない課題で大変だと思うが、是非、やり遂げてほしい(笑)。
学校で2年生がやっている課題をアレンジしてみました。
設計課題1
1、課題と主旨
「**がない家」
現代の住まいはとても便利になりました。
建築素材や設備、電化製品など、日に日に良いものが生まれています。
しかし、住まいはそれで豊かになったと言えるでしょうか?
断熱、気密が良く、施工も楽で扱いやすいアルミサッシュより、
隙間風があり、時々反ったりする木製建具を好む住まい手も少なくありません。
スイッチひとつで思うように扱える電気やガスの床暖房より、
OMソーラーのような面倒くさい仕組みを好む人だっているのです。
不便なもの、扱いにくいもの、欠落した便利さの向こうに何か豊かなものを見いだした人、
感じた人がいるのだと思います。
現代の家の一般的な住まいにあるべきものがなかったらどうなるでしょう?
それを補うためにどのように設計を工夫するのだろう。
あるべきものが欠落した向こうに、何か素敵なものが見つかるかもしれません。
例えば、窓がない家、壁のない家、床のない家、屋根がない家、
寝室のない家、部屋のない家、断熱材のない家、プライバシーのない家、、、
などを考えてみるのも楽しい。
窓がない家は決して窓がひとつもないと言うわけではなくて、
今までの窓の概念を感じさせない家、窓(開口)がちゃんとあるにも関わらず
見えにくくなっているという事でもいいでしょう。
窓とは何だったのか、それを定義して、
その家から見えにくくしてみたらどう変わるのか、、、
こんな楽しいものになった、むしろ住みやすそうだな、、、、
そんな案ができるといいですね。
頭の体操くらいの軽い気持ちでチャレンジしてみて下さい。