人生はトラベリングバス  矢沢永吉
ゴールデンミニッツという雑誌、、、
メトロ限定のフリーペーパーらしい。
知り合いの編集者が送ってきてくれた、、、「いま、こんな雑誌を創っています」とのこと。
50代の男性向けの雑誌のようだが、その内容がフリーペーパーを超えている。

毎回、大物芸能人のロングインタビューが巻頭をかざるのだが
この号は矢沢永吉。
矢沢ファンではないが、そのインタビューがとてもいい。

人生はトラベリングバス  矢沢永吉_b0014003_18392786.jpg
自分の人生はトラベリングバス(ツアーからツアーへのバス)のようなもの
一度乗ったら下りられない。
家庭を顧みず、ずっとそうしてきた、、、。

このインタビューでは珍しく、家族の話をしている。
子供が大学に入学したとき、入学式に参加した。
ずっとトラベリングバスに揺られ、家庭の事は女房任せにしてきた、、、
綱渡り、瀬戸際の人生を切り抜け、息子のスーツ姿を見たとき思わず、
奥さんの膝をトントンとたたいた、、、、「ご苦労さま」という感謝の意味。
いいインタビューだと思う。

男も家事を、家庭に関われ、、、という声が大きくなってきたが
人生を懸けられる「トラベリングバス」に乗っているオヤジもかっこいい。



ところで、どうしてこの雑誌を送ってきたか?
建築家の料理というコーナーを企画しているので出ろ!!、、、とのこと。

第1回目が阿部勤さん(取材済み)、次が僕、その次が中村好文さん(予定)、、、、
と続くらしい。
昨日は宴会がてら、メニューの打合わせ。
沖縄の「スーチカー」(豚の塩づけ)にスポットをあてたいと思う。

というわけで、本業以外にも仕事が増えて、
自分も自分なりの「トラベリングバス」に乗ってしまっている事を再確認する、、、。
人生は「トラベリングバス」、、、簡単には下りれないバスも悪くない。
by satoshi_irei | 2007-08-11 20:15 | ・その他 | Trackback | Comments(8)
Commented by kazuo-nakazato at 2007-08-12 17:20
最近、前の記事が表示されないのですが何かありましたか?
Commented by tokyomachiya at 2007-08-13 00:57
この本の創刊号がYAZAWAでした。
地下鉄に乗ることもよくあり、楽しみにしていましたが、最近は出すと直ぐになくなってしまうのかなかなかお目にかかれなくなってしまいました。
なかなか読み応えのある掘り下げですよね。
「きつい旅だぜ、お前にわかるかい。このトラベリングバスに、揺られて暮らすのは」
トラベリングバスいい歌です。それからアイラブユーOKもね。ヨロシク!
宮脇さんも料理する建築家でしたから、いいんじゃないでしょうか。
Commented by satoshi_irei at 2007-08-13 09:27
中里さん
自分の記事の中で引用したいとき、個別にしていた方が便利なんです。
ただ、時々、見ていただいている方にはいちいち、下の「次の記事」をクリックしないと
いけないので面倒かもしれません。
Commented by satoshi_irei at 2007-08-13 09:31
迎川さん
このフリーペーパーは相当頑張っているようですよ。
この雑誌自体、「トラベリングバス」かも知れません。

設計事務所の「トラベリングバス」もきつい時がありますが(笑)、
降りたら負け、、、より楽しいステージに行けません。
Commented by studio-tsumugi at 2007-08-13 12:30
トラベリングバスに時々試乗(視察?)に来る工作員くんとの関係も素敵です。
Commented by satoshi_irei at 2007-08-13 13:24
tudio-tsumugiさん
工作員の「トラベリング双六」だけは乗りたくないです!!
過酷すぎます、、、ゴールで振り出しに戻されますし、、、。
Commented by 6歳児の父 at 2007-08-14 20:45 x
伊礼様
いろいろお世話になっております。
日曜日は、私の会社を10年前に辞めた先輩(50歳くらいか)
と呑みました。→見た目は30代後半の男前。
今は、小説家を目指して、あちこちの賞に応募する生活
をしているそうです。
以前非常に親しかった、未だ独身のこの人と話していて、対比して
改めて感じたのは、工作員さんと同様で、私のトラベリングバスには、
妻も子供も乗っている、と言うことでした。
>人生は「トラベリングバス」、、、簡単には下りれないバスも悪くない。
伊礼さん・中里さん に素晴らしい家を建てていただいたので、
安住(定住)志向が強くなっておりましたが、やはり、
バスに乗らなければ何のための人生だろう、と言う気がしてます。
Commented by satoshi_irei at 2007-08-15 09:35
6歳児の父さん
僕の場合は家族に加えて事務所のスタッフが加わります。
独立したての頃から考えると、
ちょっと大きめのトラベリングバスになってしまいました。


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