
ヒンプンを通り抜けると「アシビナー」に出ます。アシビナーとは「遊び庭」のこと。
そこから母屋の全貌が目の当たりにできます。
上江洲家の特徴を整理するとカーブした石垣、ダブルヒンプン、
次に母屋の特徴は美しいアマハジ(雨端。下屋、、、軒下空間)だと思います。
とにかくプロポーションが美しい、、、このアマハジの下にいると何とも心地よい。
スージからヒンプン、アシビナー、そしてアマハジから縁側と
グラデーションを描くように緩やかにつながっていくのが
沖縄らしい空間と言えるでしょう。

この気持ちよい、美しいプロポーションのアマハジの秘密を探るべく、
早速実測!!
アマハジの地面から軒先の高さが約2000、、、いい寸法ですね。
ところがアシビナーからアマハジの地面は
約200ほど上がっていますので、うっとおしさがありません。
縁側FLから軒先の高さが約1470、、、
立つと目線より少し下、完全に天空が切れると思います。
パッシブクーリングの基本、天空を切る事で散乱光もカットし、室内が涼しくなります。
縁側に腰掛けると、絶妙にうっとおしさを回避する高さだと思いました。
下の写真をご覧いただきたい。
図面を頭に入れ、写真の中に入っていただき、体感してほしい(笑)。



アマハジの床のデザインがまた良い。
簡素で、過不足なく、機能的で美しい、そして創り手や住まい手の嫌みなエゴを感じない、、、
こんな設計がしたい!とため息が出ます。