永山の家の和室です。
リビングより180上がっていて、北面には窯変瓦敷きの土間に面しています。
土間へは高さを抑えた木建てで、視線を低く絞っています。
床の間は落とし掛けを深く落として
昼間は反射光で床の間をほんのり明るくしようというもの・・・。
小さな地窓はにじり口を兼ねたもの(笑)で、将来お茶室的に使いたいとのことでした。
ほんのちょっとだけ、凜とした空気の漂う部屋があるのは
いいことなのかも知れませんね。
ある建築家に「奥」にいつも和室がある・・・
のが僕の特徴でもあると指摘されましたがそうかも知れません。
設計:伊礼智設計室(伊礼智 島華子)
施工:相羽建設(監督 相田隆行)