相模原の家は地下室を持つ、木造2階建て。
OMソーラーを搭載し、1階に蓄熱・床暖房を施した残りの乾燥空気を
地下室床下へ送り込んでいます。
地下室は家族のシアタールーム。
外壁は火山灰でできた「そとん壁」(高千穂ライフニクス)、
腰部分を雨による泥はねを考慮して、ピーラーの縁甲板張りとしています。
軒先、バルコニー、1階の上枠のラインなど、水平ラインが伸びやかな家となりました。
玄関にはガラス戸の他に
和紙を編んだメッシュ状のスクリーンをはめ込んで、網戸代わりに・・・。
キッチンからも玄関を通して外の気配が分かります。
右下の写真は玄関からリビングを見たところ・・・
網戸仕立てのガラリ戸(フルオープンできる)が夏の採光を調節してくれます。
相模原の家
設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾)
施工:相羽建設(監督 早川 真)
写真:西川公朗