オープンハウス当日の様子です。
木曽三岳の家具、「Nテーブル」と「はんぺんチェアー」が吹き抜けの中に鎮座しています。
この空間には、これくらい強い家具(でもナチュラル)でないと難しかったでしょうね。
ライティングデスクのスツールは小泉誠さんの「おむすび」。
薩摩中霧島壁(火山灰)の内壁、赤松の床、
チークのキッチンカウンターと開口部のベンチ(寝転がったりします)、白いペンキの天井・・・
うちの事務所らしい風合いを創り出しているように思います。
子供たちの部屋から見下ろしたところです。
引っ越して、いつもこんな感じで子供たちがこの家の中心を感じるのでしょう。
見上げるとこんな感じ。
障子で仕切ることができます。
今回、南の隣地との距離が近いので、吹き抜けと外部デッキの間に
薄い空間を挟んで距離感を出してみました。
雨戸をガラリ+網戸仕立てとして見たのですが、
夜間通風の確保とともに、プライバシーの保護にも役だっています。
ちゃんと、夏の日射は遮蔽し、冬は入るような角度で作っています。
さらに、内部に障子・・・左右で組子の高さを割り付けて、
ベンチの高さを決めていますのできれいに納まっています。
設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾)
施工:相羽建設(監督 早川真)