住宅建築5月号(リニューアル1号)宮脇檀のモダニズム
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今月の住宅建築は宮脇檀さんの特集。
今回、私は関わっておりませんが、まるで自分の学生時代を振り返るような特集で・・・
ご紹介しておきたいと思います。
是非、お買い求めの上(笑)、ご覧下さい。

学生の頃、宮脇事務所に就職希望で押しかけて、30分だけ!!の約束で会ってもらい、
1時間以上、ほぼ一方的にしゃべられ(笑)、体よく断られたこと、
琉球大時代、図書館で、コピー1枚100円で宮脇さんの記事を集めまくったこと、
卒業設計は沖縄での分譲住宅を考えることでしたが、
いちばんの教科書が「都市住宅」の宮脇さんの分譲住宅の特集だったこと・・・・など、
宮脇さんは学生時代の自分の憧れでもあったのです。

中村好文さんに呼ばれて、
宮脇さんの創った日大生産工学部の居住コースで教えているのも
結局、影響を受けて歩んできたからなんでしょうね。
リニューアルした今回の5月号・・・永く売れそうないい特集です(笑)。

ところで、記事の中に林昌二さん、山崎健一さん、編集長の平良敬一さんの対談があります。
その中の話・・・
宮脇さん、他人には電車の中では寝るな!!と言っていたのですが、
自分はよく寝ていたそうです(笑)・・・学生たちに示しがつきませんよ!!。
by satoshi_irei | 2006-05-01 14:20 | Trackback | Comments(12)
Commented by surugaki at 2006-05-01 18:00
本日、届きました。偶然にも、今回の特集「ファッショナブルな思想ある住宅ー8題」は、30年以上前に
発表された当時の雑誌を全て持っています。その本は、もうぼろぼろですが、この住宅建築の作品は、
古さを感じるどころか、新鮮ですね。
Commented by stiglitz at 2006-05-01 19:47 x
ファッショナブルな表層と正統派の思想
いいですね!
ご存命なら私も押しかけたいものです。
Commented by yurakuan at 2006-05-01 19:56
私が宮脇 壇氏を初めて知ったのは、住宅建築関係の著書では
なく、旅行モノでした。確か「旅は極悪がいい」というタイトルでした。
(これも厳密には建築関係ですよね)

その後、家づくりを考えるようになった頃、書店の住宅本コーナー
に行くと氏の著書が並んでいたので、「このひと、建築家だったん
だ」と認識したことを思い出します。
それほど、氏の建築家らしからぬウィットに富んだ文章に惹かれ
たということなのでしょう。
一素人として、紹介された特集号をぜひ読んでみたいと思います。
Commented by satoshi_irei at 2006-05-01 20:54
今井さん、
もう30年も前の話になりますか?・・・ほんのつい昨日のように思います。
対談でも振れていましたが出たことですが、100年も前の建築史でなくて、
ほんのつい昨日のことを若い人達は学ぶべきだと思います。
たくさん、ヒントが隠されているのですよ。
Commented by satoshi_irei at 2006-05-01 20:57
stiglitzさん
宮脇さんは俗に言うと無類のミーハーだったのだと思います。
ミーハーとまっとうな考えのバランスがよかったのではないでしょうか?
立派なことでも野暮野暮だったり、
ダサダサだと多くの人には伝わらなかったでしょうね。
Commented by stiglitz at 2006-05-01 21:15 x
yurakuanさん
旅は俗悪がいい
は良かったですね
Commented by satoshi_irei at 2006-05-01 21:20
旅は・・・いい本ですね。
本人、ツアコンに間違えられることもあったようです(笑)。
学校でも、
宮脇さんはひとつみるのに10分とか、15分・・・・
好文さんは学生が飽きるほど、いさせるタイプ・・・どちらがいいか?
今回のスイスでは好文派でした(笑)。
Commented by yurakuan at 2006-05-02 16:36
旅は極悪じゃなくって、俗悪でしたね(笑)
訂正します。
Commented by satoshi_irei at 2006-05-02 17:13
「極悪」・・・気がつかなかったですね。
そのまま、残しておきましょう(笑)。
Commented by stilwell at 2006-05-05 08:18 x
読んできました。
子供のままだったり、自分をさらけだして、
しかも魅力あふれる人物だったのはうらやましいです。
才能なんでしょうか、後天的な努力なんでしょうか。
Commented by satoshi_irei at 2006-05-05 14:38
性格は努力でつくりあげるのは難しいでしょうね。
Commented by stilwell at 2006-05-07 06:10 x
場違いな質問かもしれませんが。
宮脇檀は大きな食卓で食事も仕事もすべきだと書いていたのですが、
今度井形慶子さんの「イギリス式時給900円からはじめる暮らし」を読んだら、
食卓のほかに書斎机を作って仕事整理しなさいと
ありました。
伊礼さんからみて魅力のある住み手は
どちらのタイプが多いでしょうか?


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