路上採取   角だし建築
路上採取   角だし建築_b0014003_171813.jpg
壁の横から梁が飛び出しています。

沖縄では
将来2階建てにするために平屋の屋上に柱を飛び出させておくことがあります。
鉄筋の定着に使うためです。

この写真も増築用に用意されたものかも知れません。
実際、その梁の手前は小さな駐車場でした・・・。
でもたぶん、めんどくさくてやらないと思います(笑)。

採取場所:豊島区目白
採取日時:06年2月


下の写真は沖縄の「角だし住宅」(と呼ばれている)。
将来の増築用の角が緑に塗られているのが、なんだか韓国と似ています。

路上採取   角だし建築_b0014003_1715022.jpg
by satoshi_irei | 2006-02-04 17:08 | ・路上採取 | Trackback | Comments(2)
Commented by kawa at 2006-02-07 01:11 x
沖縄だけではありません。
木造だった小学校や中学が鉄筋になる時には、将来の増築のために必ず角(梁型)が出ていました。
それも今となっては、という話です。
昔の構造基準で出来た建物に、今の基準では増築は難しいでしょう。周到な用意のはずだったのに、無駄になりかねません。
人間の考えることなんてこんなものでしょう。
小賢しい損得勘定より、愛せる物を作って行けるようになりたいものです。
Commented by satoshi_irei at 2006-02-07 13:52
kawaさん、
増築したために、もとの部分に大幅な遵法のための工事が必要になったりしますね。
昔、1期と2期工事を繋げると法規上クリアできないので、
お互いに全く触れることなく渡り廊下を設けました(合法です)・・・
同じ事なのに、建物と建物が繋がるとダメ・・・
そのときは、法規も馬鹿げていると思いましたね(笑)。


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