初めておつきあいする工務店から、必ず出てくる質問というのが、
既製の折りたたみハシゴをきれいに納める方法。
先程も質問が来たので、もう公開した方が楽なんじゃないか?と思いました。
よく出る現場の質問は公開してして行こうか!?・・・・と。
先輩方からの言い伝え(笑)ですし、別に秘蔵することでもないので・・・。
しかし、当たり前にやっていることでも、誰かが考えたことだと思います。
僕は永田昌民さんの仕事から教わった事ですが、
そのような先輩方の積み重ねが自分たちの仕事に生きていることに感謝すべきでしょうし、
後輩たちに伝えていかなければならないでしょうね。
写真を見ただけで理解できる施工者は感謝!!
(時々、絶対できないと、無視して施工されたりする)。
もちろん、手間がかかるのでリビングに取り付く時などでしか要求しない。
既製品に付いている装飾的な廻り縁をはずし捨てる(これが最大のミソ)、
天井の仕上げ材にあわせて、扉の表面を仕上げるので、取り付け高さを調整する・・・
後は仕上げによって細かな工夫があるにせよ、小さいことは気にしなくても大丈夫!!
この現場は小平の家・・・シナベニア5.5ミリのクリアラッカー仕上げの例。
設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾)
施工:相羽建設
*小平の家2の詳細は右のカテゴリの中からどうぞ。