宣伝会議の別冊、「人間会議」の対談を無事??終えました。
テーマは「今、日本人が描く豊かさのかたち」・・・難しいテーマでした。
豊かさとは何か?ということを定義するのも難しい・・・、
きっと、豊かさのあり方は多様であるはずですし、豊かさと幸せな事は違うはずです。
詳しい内容は「人間会議」(冬号、12月5日発売)を見ていただくとして、
対談を通して「外部」の世界の方々からたくさん学びました。
印象に残ったお話をざっとあげてみると
・「設計というのは外から入ってくるものを取り込むこと(光や風)」・・・
外に関わる事の大事さ。
・「仕事は、自分がやる事にどういう意味を感じるかが大事(お金だけではない)、
他のものとの繋がりが大事でそれを自分の仕事に反映させる」
・「働くという事は自分自身の生命力の発露であるべき」
・「自分自身が持っていないものが、明日は外部から来るかも知れない」
関わるという事の重要さ。
・「生きる事の無条件の肯定が大事」
・「幸福感とは状態の変化である。金持ちは変化率が少ない」
・「機会を開くことが豊かさにつながる」
・「自然は読み取る人間がいるから豊かに感じる、豊かさとは関わりではないか」
・「関わっていこうというのが生命力」
豊かさの源は生命力であり、豊かさとは関わり・・・
から出てくるものではないかという事になりました。
何だか、この座談会の時間自体が「豊か」だったと思います。
幸福感を感じたといった方がいいかな。「豊かさ」とは分からないので。
最後に、野矢さん、大沢さんがどのような方か?
というのは著作をご覧下さい。
僕ではまだまだ、うまく説明できないでしょうから。
対談終了後、お互いに著書を「送りっこ」することになりました(笑)。
野矢茂樹さんの代表的著作
大沢真知子さんの代表的著作