「居住コース」・・・後期授業のはじまり。
今日から、後期の授業が始まりました。
後期は2年生を担当。相方は芸大時代の同級生、渡辺康。
後期、第1課題は「現代に生きる民家」・・・
川崎の民家園にある民家をモチーフに現代の生活に生かして改修する・・・
「民家再生」ではなくて、民家を体感して、自分が感じたものを
新しい住まいに生かすという課題、ちょっと風呂敷広げすぎて難しいかもしれませんね。

学生をより、混乱させるというわけではないのですが、
民家園の民家は他所から持ってきてぽつんと置かれた物といっていいでしょう。
民家は集落の中で生きていたこと・・・また、外との繋がりも大事なのです。
そこで、今日は課題説明だけでなく、ちょっとした授業で、
沖縄の集落や民家のスライドを見ていただきました。

単に骨組みを生かす・・・というありがちなパタンに終始する事なく、
家の中だけでなく、外との関係、見えないものの大事さが伝わり、
より悩んでいただければと思います(笑)。
by SATOSHI_IREI | 2005-09-28 18:44 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(2)
Commented by boro9239 at 2005-09-30 17:50
いいなあ〜。こんな課題やりたかったなあ。
実際にこんな仕事に携わりたいものですね。
Commented by SATOSHI_IREI at 2005-09-30 18:21
住宅に関して,居住コースはとてもいいコースだと思いますよ。
自分も行きたかったと思います(笑)。


<< 鬼子母神・「梅もと」の浜塩めん 中村好文さんの最新本、「意中の建築」 >>