子供たちに伝えたい家の本「オキナワの家」にちなんだワークショップ。
僕の担当は「見えない気持ちよさを考えてみよう」という事でした。
放射温度計をOMソーラー協会に協賛していただいて、
熱のふしぎを考えてみました。
午前中は宿題だった「自分の家の好きな窓」をテーマに肩ならし、
(窓廻りは外と中の間の空間なので、沖縄の開放性に近いところと考えて)
次は放射温度計で様々な材料の温度を測ってみる
簡単ワークショップを行ないました。
手で触れて、様々な材料を冷たい順に材料を並べてみます。
全員、金属・タイル・・・板という順番で並べてしまいますが
それを実際図ってみると・・・実は同じ温度なんです。
触って冷たく感じるのは熱流・・・熱伝導のせい。
熱が奪われるスピードが早いものを冷たく感じてしまいます。
皆さん,不思議がっていました。
次はエコタイルに霧吹きで水を吹きかけ、
しばらくして温度を測るとどう変化するかの実験・・・
打ち水の実験ですね。
数分後に1、5℃前後、表面温度が下がりました。
午後は、新宿中央公園へフィールドワーク・・・
公園の中の気持ちよい場所を測定し、体感し
公園のキャッチフレーズ、
あるいは新しい公園名を付けてしまおう
というワークショップです。 つづく。
*金属やタイルは放射率が板や土などと違うので
正確な温度は測れませんので注意が必要です。