発売中の新建築・住宅特集10月号に掲載されています。
先日、カメラマンの西川公朗さんから写真をいただきました。
西川さんには新建築社から独立する前に「江戸川ソーラーキャット」(住宅特集04年4月号)
を撮っていただきました。
それが縁で、東京町家シリーズを撮っていただいています。
尊敬する先輩から、建築家は結局は「ブツ」であるという事を叩き込まれました。
観念的な事・・・地球がどうこうとかいいわけしても,
結局のところ出来上がった「もの」が良くないとダメだという事です・・・同感です。
水準(ボーダー)をクリアーする仕事を心がける事、
アベレージを常に維持する事を意識しているつもりですが・・・
西川さんの写真でそれが伝わりますでしょうか?
今回は住宅特集の表紙に採用していただきました。
地味な仕事なんですが、おさらいがてら、西川写真をアップしてみたいと思います。
植栽だけで街と家の距離を図ってみました。
小さい家は何をそぎ落とすか・・・という事がとても大事です。
また、小さい家ほど、街との繋がり、外へ向かう意識を設計に取り入れないと、
タダの変わった家になってしまい、都市のストックとなり得ないように思います。
設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾)
施工:相羽建設