もうすぐ梅雨があけて、夏がやってくる。
ここ数年、夏が近づくと取材を受けることが増えてきた(笑)。
以前、「住む」6号で「涼しい家のつくり方・暮らし方25の基本」と題して
16ページに渡って書かせていただいた。
その後も少しずつ、それに関する工夫を集めているのだが、
OYABINさんのブログで興味深い記事を読ませてもらった。
クーラーと扇風機を使わないで夏をのりきる
都会型のコンクリートの住まいの暮らし方だ。
今の日本の都会の環境の中で、熱容量の大きな住まいに住むとしたら、そのような住まい方になるだろう。
伝統的な暮らし方と違うのである。
昼間、窓を開けても熱風しか入ってこない環境でのひとつの解答である。
「涼しく住む」というテーマは陳腐な感じがするのだけれど、
実は,今の都心部で考えるとまだまだ面白いことが見つかりそうな気がする。そんな記事だった。
「見えない空気と熱」をデザインすることはおもしろい。 伊礼智