日曜日は、「木と匠が織りなす暮らしのフェア」へ行ってきた。
パシフィコ横浜なのでついでにあっちこっち行けるだろうと、工作員を連れて・・・。
今回、会場構成を小田原健さんが行っている。
ついでに、色々と打ち合わせも・・・ということで出かけたら、
タケちゃん、表彰式でいらっしゃらない・・・(笑)。
でも、ゆっくり建具組合の作品を見せていただきました。
このような展示会参加したのは初めてなのですが、あらためて「匠の技」の凄さには驚かされます。
ただ、その技と現在の人々の暮らしで要求されているものの乖離を、
デザイナーなら誰しも読み取るだろう(全ての作品ではないのですが)。
今の時代に、からす口と計算尺が得意でもなあ?という感じです。
何しろ、こんな建具・・・どこかのお殿様(社長さん)でないと採用してくれないよねえ・・・という代物。
今回はそれを何人かの建築家やデザイナーの参加で中和されている。
これからはデザイナーの眼と匠の腕、それにコンサルの戦略が必要だ。 伊礼智
*写真は小田原さんの椅子。針葉樹で、建具屋さんにつくらせている。
見事に神奈川県知事賞・・・おめでとうございます。