「魚沼の家」のまとめ
「魚沼の家」
設計:伊礼智設計室(伊礼智 福井典子)
施工:フラワーホーム

UA値0、28(換算Q値 1、13)
C値0、7
エコテクノルーフ(太陽光発電)搭載、ZEH(ゼロエネルギー住宅)
積雪2メートルで、許容応力度計算で耐震等級2。
性能と意匠の両立をテーマに取り組み、風景を取り込み、風景に溶け込む事を目指しました。

豪雪地帯でZEHをクリアーしています。
屋根材を兼ねるエコテクノルーフ(太陽光パネル)を搭載。

また、4畳半で構成された架構は程よいスケール感を創り出すとともに
小割りのスパンで柱が多めに建てられて積雪荷重にも有利。

2階の床と1階の天井を兼ねたJパネルをビス止めにしてコストダウン、
それが水平面剛性を高め、耐震にも寄与します。

ひとつの対処が多義的に効果を上げる事がエコの本領ではないでしょうか?
そんな事がうまくまとまった仕事だと思います。

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外壁は魚沼さんの地元の杉板、200ミリの幅広材を
反りを押さえるために「押さえ縁」で押さえています。

真南にある大きなケヤキの木が日射遮蔽に大きく役立っています。
真夏のお昼過ぎから、デッキにも葉影を落としはじめます。
冬には葉をおとし、たっぷりと陽を取り入れる事ができます。
夏の午前中は、巻き上げででる簾が日射を遮ります。





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魚沼の家の東南に広がる田園風景・・・この風景を取り入れ、風景に溶け込む。




by satoshi_irei | 2018-08-07 23:33 | ・新潟・魚沼の家 | Trackback | Comments(0)


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