4月にやってくる新人を迎えるための断捨離で、模型を大量に処分。
ところがどうしても捨てられない模型がある・・・ぼろぼろであっても。
独立して間もない頃、もう16年ほど前の話。
スタッフを連れて2年間だけ、OM研究所(現、吉村順三記念ギャラリー)に
間借りをしながら、OM研究所の仕事を手伝っていた。
その頃の研究所は所長が奥村昭雄、副所長が永田昌民・・・
実質的には永田さんが研究所を動かしていた。
この模型はOM 研究所で受けた仕事を伊礼智設計室が担当する事になり、
基本設計をまとめて、永田さんとの打ち合わせ用に作ったスタディ模型。
中目黒の、ある神社?の南側の敷地の住宅、北側の神社の樹木が素晴らしい敷地だった。
北西側(うろおぼえ)道路からグラデーションを描くようにパブリック(アトリエがあった)から
奥のプライベートに繋がり階段で2階に上がり、折り返して道路側に進むにつれて、
プライベートが深まり、道路際(一転してパブリック)に至ると、神社の素晴らしい風景が目の前に!!
というコンセプトでまとめていた(楽しい空間のシークエンスだと思っていた)。
永田さんにそんなプレゼンをしたのだけど、永田さんはそのような青臭いコンセプトに見向きもせせずに、
1階奥のリビングから神社の緑が見えるようにしたら!?と言い放った・・・
そのときの衝撃は今でも忘れない。
短い時間で周辺の環境を読み取り、一番いい場所から、よい景色を望もうとする、その単純な設計の切り口には負けた。
永田さんの設計の大事な切り口が一瞬で分かったように思う。
そのためにリビングの天井高さを3メートル確保し、天井までの木製サッシュ、アイランドプロファイルを使いたいと・・・。
その思い切りの良さ!!
即、設計を練り直し、何とか自分のコンセプトを生かしつつ、
永田さんのアドバイスを取り入れた案をつくり、クライアントにプレゼンを行う。
幸い喜んで頂けたのだが、建設資金としてあてにしていた株が暴落し、このプロジェクトは頓挫した。
プレゼン案は残念ながら残っていない。
この仕事は、永田さんと一緒に仕事ができること、いい住宅ができるという強い思いでいたのでとても残念だった。
いつかこの案を実現したいという思いで捨てる事ができない。
■伊礼智設計室では学生向けにオープンデスクを受け付けます。
住宅をメインとする建築家のありのままの事務所の姿を経験していただければと思います。
受け入れ条件
* 25歳まで!男女問わず。
* 伊礼智設計室の作風が好きな方。
* 健康(精神的にも)な方
* 2週間〜、フルタイム来ていただける方。
空き時間だけという方はご遠慮ください。
* 就業時間は9時半からから7時(定時)まで (夜も遅くまでということもあり得ます、徹夜はありません、笑)。
* タバコを吸わない方* スケッチか模型作製、どちらかうまい人
*期間は2週間を目処にフルタイム来ることができる方(必須) たまに事務所の「まかない」(無料)あります。
*連絡先 irei@interlink.or.jp 伊礼智まで
(有)伊礼智設計室 住所:〒171−0031
東京都豊島区目白3−20−24
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