先ほど、清家先生の葬儀に行ってきた。1000人はいるのでは?と思うほどの人だ。
おそらく、清家清という人に出会わなかったら建築をやってなかっただろうとしみじみ思った。
はじめてお会いしたときから四半世紀、、、とても早いような気がする。
琉球大学時代に、琉球大の福島教授にくっついて芸大の清家研究室にお邪魔したことがあった。
打ち合わせ後、アメ横のところまでご一緒させていただいたのだが、
別れ際に「今日は琉球から坊やたちがきているから、、、」といって、
財布から1万円札を1枚抜いて、少し躊躇してもう1枚、計2万円のお小遣いを頂戴した。
そのお金でみんなでお鍋をつつきながら、
あれは1万円で遠慮すべきだったのでは?、、、と福島先生たちと話した(笑)。
あれから、「琉球のぼうや」は中年?になり、それなりに設計で食べている。
清家先生は「オキナワの家」を手に取っていただけただろうか?
うっかりして、清家先生に本をお送りするのを忘れてしまった、、、
先日の、運転免許を失効していたことより残念だ、、、
そんなことを思い出しながらお花を捧げてきた。 伊礼智