閑静な住宅地の一角に建てられたこの家は
鎌倉よりの逗子らしい空気に包まれた環境に助けられ、
すがすがしい家になりました。
北側に竹林が望める2階リビングの家。
南には唐松の板に囲われた。半戸外的な大きなベランダがあり、
木製建具でフルオープンできるようになっています。
omソーラー搭載の
「見えない空気と熱がデザイン」されたこの家は
心地よい温熱環境が保たれているとのこと・・・。
今年(2004)の猛暑も冷房数日で乗り切ったようです。
その根拠を少しづつ解説していきましょう。
外壁・・・火山灰系の左官材である
「そとん壁」(高千穂ライフニクス)。
100%自然素材で吸放湿性が高く、
建物廻りの微気候を整え、
それが快適さに役立っているのかも知れません。
設計・伊礼智 (協力 椿千賀子)
施工・安池建設