雨の中村家を訪ねた翌日、伊是名島の銘苅家へ。
天気予報が大ハズレ・・・きれいに晴れた。
那覇を7時前に出発、銘苅家に付いたのが11時30分。
帰りのフェリーの関係で滞在時間は2時間しかない。
晴れた日の銘苅家もうつくしい。


軒先の高さが地盤面より2100ミリ、
その高さが美しいプロポーションを創り出している要因のひとつだ。
裏の姿もなかなかいい。
軒が低いとそれだけで、目あたりが良くなるのかもしれない。
中村好文さんはこの後ろ姿も気に入ったらしく「白井晟一っぽいよね」と・・・
素朴な呉羽の舎・・・という感じか?。
以下にディテールの写真をいくつか上げてみる。
戸袋の水抜きなど、小さな工夫が施されている。
素朴だけれど、粗野ではなく、やりすぎず、さりげなくデザインされている。




つくり手の「良い意志」は佇まいに現れる。
この嫌みのない佇まいを身につけたい・・・
これからも時々、何度も何度も、繰り返し繰り返し、見に来ることになるだろう。
琉球新報 コラム南風 「佇まい再考」より抜粋
「佇まい」は英語で「atmosphere」、
雰囲気、大気、空気、惑星を包むガス帯の事でもあるらしい。
「良い佇まい」は建築、環境、設備、素材などの
様々な要素のバランスの良さから醸し出される、
つくり手(設計者、施主を含む)の「良い意志」が現れるではないかと思う。
「佇まい」は住まいを包み込むオーラのようなものだ。
「良い佇まい」はその地の空気となって建築を包み込む。
惑星を包む大気のような…そんな空気を設計したいと思う。
銘苅家はとても良い空気に包まれていると感じた。
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