梅雨まっただ中の沖縄へ。
真夏のスコールのような激しさは無いものの、一日中雨が降りつづいている。
風もあるから地元の人たちは肌寒いらしく、実家は暖房が入っていた(笑)。
東京モンとなってしまったぼくは半袖で十分、それでも汗ばむことがある(笑)。
与那原町で住宅を進めている。
1軒は上棟しサッシュの取り付けの真っ最中であった。
住まい手のSさんは沖縄でも、普段のぼくの設計のテイストが
活きるような仕事を望んでいる。
現場に行くとそれとは似つかわしくないコンクリートの塊が目に入る(笑)。
コンクリートもとても好きなのです。
現場でコンクリートの臭いを嗅ぐと
建築をやっている!という感覚が心地よい。


内部の動線2本と外部の動線(アマハジ)の構成がはっきりしていますが
仕上がってくると、家具が創り出す、これらと直行するような動線が出てきて
ぐるぐると廻れる動線が何本も生まれます。
2世帯住宅を2つの「白い中庭」で分割し、繋げるプラン。
小さな中庭は珊瑚の砂利を敷き詰めたもの、
大きな中庭は珊瑚のスライスを敷き詰めたパティオとなります。
与那原の家1
設計:伊礼智設計室(担当:伊礼智 協力:島華子)
施工:大興建設
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