居住コース謝恩会
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昨日は居住コースの謝恩会。
春になると「別れ」がやってくる。
居住コースでは学校とは別にコースのみで謝恩会を開いてくれる。
卒業生達がまた、集まってきて先生たちのために一席設けてくれるのだ。

先生方もこの日にあわせてコース会議を開き、
今年のカリキュラムの確認と「てこ入れ」を行う。

その後、卒業生のための居住コース独自の修了書を書き上げる。
宮脇檀さん自ら創った修了証のリボンに、
先生方が色鉛筆で着色、教師陣全員の名前をそれぞれ
がサインするという、なんとも手作り感溢れる修了書である。
いい大人が一生懸命、着色している姿もおかしい。

そのほかに、卒業してもつながりがとぎれないように
教師陣の名詞をカラフルな名刺入れに集め、学生一人一人に用意する。

夕方、会場の準備を終えた学生が呼びに来た。
会場は製図室の一角。
テーブルの上には彼女達の手料理や調達してきた料理が並んでいる。
(さすが宮脇仕込み)
拍手に迎えられて入場して、しっとりした謝恩会らしいパーティが始まる。

一人一人の学生時代の思い出と苦労話が披露されるのだが、
笑っていたのは束の間、途中からは涙声に変わる(謝恩会はこうでないと!)
最後は中村好文教授作のお別れの替え歌を合唱(どんな大学なんでしょう・・・笑)、
記念撮影をして終了。
女子学生だけのコースはアットホームでしっとりしていていい。

「**会」の会は人と人が会う事だ。
一番のご馳走は「人」であると今年で講師を終える八木さんもあいさつをされた。

この時代に全員、就職、あるいは進学が決まった。
今度、社会人として会いましょう、つながりを大事に・・・。




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by satoshi_irei | 2010-03-22 11:09 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(2)
Commented by tokyomachiya at 2010-03-22 11:43
>この時代に全員、就職、あるいは進学が決まった。

卒業の季節、こういう雰囲気で巣立っていける子達はいいですね。
今後訪れる夢への挫折に、立ち上がる勇気が得られましたね。
人はみな、ひとりでは、生きてゆけないものだから。
相羽建設にも今春、日大の生産工学部出身者が入社するかもしれません。(新卒ではありませんが)

>今度、社会人として会いましょう、つながりを大事に・・・。

そうなんですよ!
ドミノって、並べて倒すんじゃなくて、
どんどんつなげていく遊びなんですよ。
それにならって、人と人の心をつなげていきましょう!
Commented by satoshi_irei at 2010-03-22 14:39
迎川さん
ここでも「ドミノ」ですか・・・?
先日はセキスイの道場破り達がお世話になりました。
きっとそこでも「ドミノ」だったのでしょうね(爆笑)



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