
先日、10年修行させて頂いた丸谷博男さんの還暦のお祝いをした。
琉球大学に在学中、吉村順三さんの作風に共感し(変わった学生だった)、
大学院を芸大に行きたいと思った。
本当は子供の頃から画家になりたいとも思っていて、
自分にとって東京芸大は特別な大学だった。
芸大の奥村先生の研究室を選び、受験の前に訪れたときの
奥村先生(教授)と丸谷さん(助手のような非常勤講師・・・笑)の笑顔を今でも忘れない。
写真はあのときの丸谷さんの笑顔そのままである。
東京の建築家というのは威張りんぼうで、皮肉屋で、
きつい人が多い・・・いやな世界だと思っていたのだがまるで違った。
たぶん、ぼくはこの人達のもとでないと建築を辞めていたと思う。
いつの間にか、ぼくも今年で50になってしまう。
遅れてきたものとしては(独立が遅かったので)、まだまだこれから・・・
と思っているのだが・・・還暦とはどんな状況なのだろう?
あと10年、今まで以上にがんばりたいと思う。
気むずかしいおっさんにならないよう、
これから時代を動かす・・・という意気込みを心がけます(笑)。
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