19日に発売される新建築・住宅特集10月号に那珂湊の家が掲載されます。
いつも小さな家を設計することが多いのですが
今回はかなり大きな家(延べ床62坪)です。

大きな家は凡庸になりやすい・・・
小さな居場所をつなげるように、
そして空間のボリュームを様々に変化させてつなげていくことで
凡庸さを解消できるのではないかと考えました。
小さなボリューム、天井の極端に低い部屋、吹き抜けた開放的な空間、
一段上がったところ、細長いところ、方形な部屋、暗い部屋と明るい部屋・・・
それらを暗さのあとに明るさを、低さのあとに高さを、
狭さのあとに伸びやかさを・・・と「入れ子」のように繋げていって、
住まいの中に町歩きをしているかのような空間の変化があればいいと考えました。
住宅という小さなものの中に、
外部(自然、町・・・)のような大きなものを取り込みたいと思います。
最近「居場所」が大事だと思っているのですが
この家の心地よさは「居られない場所」(吹き抜けやホール、廊下・・・)に
あるのかも知れません(笑)
ご興味ございましたらお買い求めの上(笑)ご覧いたければと思います。
那珂湊の家
設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾)
施工:自然と住まい研究所
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