1年生の研修旅行・・・
「as it is」に続いて「上総の家」です。(設計:中村好文)
九十九里浜近辺をバスで移動していると
よく見かけるのがこの写真。
不思議な・・・それにしても魅力的な竹囲いです。
ウナギの養殖?・・・などいろいろな推理もはずれ、
中村さんによると「千両」栽培のためらしい。
この地の独特なやり方です。
「as it is」もそうでしたが、
「上総の家」もそんなバナキュラーなやり口が洗練されて生かされています。
名建築に欠かせない「手口」と言っていいでしょう(笑)

マッシブな囲いであることと、
透けた竹の具合が相反しているところが魅力的でした。
「上総の家」では
2軒の家を関係づけながら、庭を囲うツールとなっています。
曲線にしたところが、中村さんらしい・・・
竹の持つ魅力をさらに引き出しています。



室内はぼくのカメラでは空間がうまくとれませんので
斜めに振られた壁とうがたれた開口を撮ってみました。
作品は実際にご覧下さい(笑)・・・建築は実物を見ない限り分からない。



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