カメラマンの西川公朗さんより、小田原の家の写真が届きました。
引き渡し後2年が過ぎ、緑が建物に馴染んできました。
民家のように大きく張り出した軒と4間角の単純なプラン、
外物置にバルコニーを渡した構成が特徴。



外壁は火山灰を原料とした「そとん壁」のかき落とし。
OMソーラーを搭載しています。
室内も火山灰を原料としたビーナスコート仕上げ。
バインダーを樹脂でななく、タマゴの殻から取ったコラーゲンを利用しています。

階段を上がると拭き武家と繋がった子供室、その奥に和室があります。

開口は2間幅の木製建具。床より300ミリ上げてデッキとなります。
300ミリ上げたことで室内に溜まりと奥行きができたように思います。



階段からの見下ろしです。
家具もシンプルで少なめ・・・
空いた空間がいつもの遊び場となるようです。

キッチンは廻れる動線を持ち、現からもすっとアプローチできて
反対側から勝手口を抜けて、屋根のかかった外物置へ繋がります。

設計:伊礼智設計室(伊礼智 一場由美)
施工:安池建設
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