6月24日(水)、千代田区永田町の星陵会館にて
「小さな家」のシンポジウムを行います。
最近、あちこちで「小さな家」のプロジェクトが進められています。
この不況の折、家を小さくして、驚くほどにローコストの住宅を
提供するハウスビルダーが次々と出てきました。
そのような住まいは果たして豊かなのか?・・・それは社会に貢献する仕事なのか?
疑問を抱く方は少なくないと思います。
安く売るためではなくて、
小さな家は楽しい・・・むしろ豊かに暮らせると思っています。
小さな家はもちろん、総事業費が小さくなります。
その分だけ、住まいの質を高めることができます。
家族間の距離は近くなり、
だからこそ、家族の距離感を工夫しなければなりません。
それが楽しい家に繋がる・・・。
家が小さくなった分だけ外部が広がります。
外部の設計、町と家の間の考え方で環境も良くなる・・・。
家が小さくなっても、豊かさは広がると思うのです。
そんな事に共感していただける方々が協力してシンポジウムを企画しています。
6月24日(水)、ご興味ございましたらご参加下さい。
*実行委員会
あたりまえの家ネットワーク、OMソーラー(株)、新建新聞社・新建ハウジング、
伊礼智設計室、その他
建築家、工務店、建材メーカー、
その他、様々な垣根(グループ)を超えたシンポジウムにしたいと思います。
詳しいことはまた、後日・・・。
15坪の家(延床)・・・小さな家は楽しい。
小さな居場所をあちこちに散りばめた4人家族のための家
(住宅建築2009年5月号、住む2009年夏号 掲載予定)
設計:伊礼智設計室(伊礼智 小倉奈央子)
施工:国工務店