昨日はスタッフの華子の卒業パーティ。
6年前、沖縄の琉球大学を卒業してやってきた。
たまたま、恩師である福島俊介先生の自宅でお正月に出会う。
東京に出て、設計事務所に勤めたいとのこと・・・。
ちょうどその頃、仕事が増えてひとりスタッフを・・・と思っていたところ、
来てもらうことにした。
おとなしそうな感じのいい娘・・・という印象をのこしたまま、
目白駅で待ち合わせたら、髪型がアフロになっていた・・・面食らった(笑)
大学の卒業式で弾けてみたらしい(笑)
初めての仕事が「江戸川ソーラーキャット」(住宅特集 04年4月号)の詳細図。
新人には無理かも知れないと思ったのだが、コツコツと図面を書くことが好きらしく、
きちんとやってのけた。
その後、15軒ほどの住宅を担当する。
丸6年努めて、今度、諸事情で沖縄に帰ることなった。
誰よりも朝早く事務所に出てきて、コツコツと働き、
事務所のお昼ご飯はいつも助手をつとめ、残り物は全部、平らげた(笑)
うちの事務所では卒業するときはどういうわけか、近くの
モン・サカタで服を買ってあげる習慣になってしまった(汗)。
今回も森泉を連れて、
お店の人と4人がかりでああでもない、こうでもないと服を決める。
(その服は、後日、彼女の担当だった「町角の家」の
竣工3周年記念パーティ&華子の壮行会に
着てくることになった)
その後、事務所のみで軽く、密やかに卒業パーティ。
本人はその日の午後の打ち合わせのため、徹夜したらしい。
(事務所最後の日が徹夜・・・笑)。
聞きつけた仕事仲間から花束が届いたりと、
だんだん、お別れ会らしくなってきたのだが、実感がわかない・・・。
うちの事務所の最大の功労者であったのは間違いない・・・
というわけで、沖縄の物件も引き続きやってもらい、
その他の仕事も沖縄から
遠距離で一緒に仕事ができるかどうか、やってみることにした。
これでは実感がわかないのも無理はないか・・・(笑)?
後日行われる「壮行会」は本番の卒業式になる・・・
その日は選んだ服を着て、大学を卒業したときのように弾けてもらいたい・・・
また、アフロになっていたりして・・・。
島華子の主な担当作
東京町家・町角の家
江戸川ソーラーキャット
i-works2008