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「レタスクラブ」に町角の家
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現在発売中のレタスクラブに「東京町家・町角の家」が掲載されています。
竣工後3年・・・先日3周年記念パーティを開いていただきました。
「けらば」を出さずに火山灰を外壁に塗ったのですが、
3年経っても、色あせたり、汚れたり・・・などの変化がありませんでした。
火山灰(高千穂・そとん壁)だからなのか?どうかよく分かりませんが、不思議。

掃き出しにぜず300ミリ上げた開口部とデッキ、
町角を開放したことが暮らしの中でいい形で生きていたこと
を確信しました(満足)。

東京町家・町角の家
by satoshi_irei | 2009-03-31 20:37 | ・掲載誌 | Trackback | Comments(2)
路上採取 逆立面の家
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設計では伏図という図面があります。
天井付図、屋根伏図などがあるのですが、天助伏図というのが
ちょっとわかりにくい図面です。

上から下を見下ろしている図面なのですが、
仕上げ面はしたから上を見ているように書き込みます。

わかり図ずらい説明ですね(笑)・・・
最近は、ややこしいので省略しています(笑)。
天井の仕上げ面は内部仕上げ表を見ていただき、
細かな話は詳細図を書いています。

この建物は解体途中。
外観を裏から見る・・・
室内側から見ているのに自転車があるので、外観のように感じます。
なんだか伏図が頭をよぎりました。

採取日時:09年3月28日
採取場所:日暮里
by satoshi_irei | 2009-03-30 14:27 | ・路上採取 | Trackback | Comments(0)
居住コース・謝恩会
今年の謝恩会の様子です。
4年生が手作りのパーティを開いてくれました。

先生方はというと、午後からコース会議で、
昨年の授業の反省会をみんなで行い、
カリキュラムに手を入れます。

その後、こちらも手作りの居住コースの修了証の作成。
卒業証書は学校から与えられますが、
居住コースは宮脇檀さん手書き(リボン)の修了証です。

全ての修了書に先生方が一人一人サインを入れ、
大の大人が色鉛筆でそれぞれに色塗りまでやります(笑)

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その後、パーティで、曽根陽子教授・中村好文教授から授与されます。

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今回のパーティはいつもの涙もなく、盛り上がりに欠けるかと思いきや(笑)、
バンドが出てきて盛り上がる。
「こぶくろ」に対抗して、建築なので「とぶくろ」という名前・・・・
と中村さんからお伺いしていました(笑)。
お疲れ様でした。

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学生達は様々な分野に進んでいきました。
建築というフィールドは広い、
それぞれの分野で元気に身を立てて欲しい。

4月になるとまた、1年生がやってくる。
去年から通年で1年生を教えています。
4年生を送って、1年生を迎える・・・このギャップが新鮮。
by satoshi_irei | 2009-03-27 10:05 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(0)
卒業パーティ
昨日はスタッフの華子の卒業パーティ。
6年前、沖縄の琉球大学を卒業してやってきた。
たまたま、恩師である福島俊介先生の自宅でお正月に出会う。

東京に出て、設計事務所に勤めたいとのこと・・・。
ちょうどその頃、仕事が増えてひとりスタッフを・・・と思っていたところ、
来てもらうことにした。

おとなしそうな感じのいい娘・・・という印象をのこしたまま、
目白駅で待ち合わせたら、髪型がアフロになっていた・・・面食らった(笑)
大学の卒業式で弾けてみたらしい(笑)

初めての仕事が「江戸川ソーラーキャット」(住宅特集 04年4月号)の詳細図。
新人には無理かも知れないと思ったのだが、コツコツと図面を書くことが好きらしく、
きちんとやってのけた。
その後、15軒ほどの住宅を担当する。
丸6年努めて、今度、諸事情で沖縄に帰ることなった。



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誰よりも朝早く事務所に出てきて、コツコツと働き、
事務所のお昼ご飯はいつも助手をつとめ、残り物は全部、平らげた(笑)

うちの事務所では卒業するときはどういうわけか、近くの
モン・サカタで服を買ってあげる習慣になってしまった(汗)。

今回も森泉を連れて、
お店の人と4人がかりでああでもない、こうでもないと服を決める。
(その服は、後日、彼女の担当だった「町角の家」の
竣工3周年記念パーティ&華子の壮行会に
着てくることになった)

その後、事務所のみで軽く、密やかに卒業パーティ。
本人はその日の午後の打ち合わせのため、徹夜したらしい。
(事務所最後の日が徹夜・・・笑)。
聞きつけた仕事仲間から花束が届いたりと、
だんだん、お別れ会らしくなってきたのだが、実感がわかない・・・。


うちの事務所の最大の功労者であったのは間違いない・・・
というわけで、沖縄の物件も引き続きやってもらい、
その他の仕事も沖縄から
遠距離で一緒に仕事ができるかどうか、やってみることにした。
これでは実感がわかないのも無理はないか・・・(笑)?

後日行われる「壮行会」は本番の卒業式になる・・・
その日は選んだ服を着て、大学を卒業したときのように弾けてもらいたい・・・
また、アフロになっていたりして・・・。

島華子の主な担当作
東京町家・町角の家
江戸川ソーラーキャット
i-works2008
by satoshi_irei | 2009-03-25 11:01 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(10)
住宅建築4月号 時代に負けない家づくり
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難しい時代になりました。
国は本気で設計事務所と工務店をつぶしにかかっています。
(工務店は半分、設計事務所は1/7になるという話もあります)

責任がとれない会社は潰す・・・と言うことです。
消費者を保護するという大儀があります・・・
それに異論は唱えませんが、
市井の方々は家づくりの自由を失うことになるでしょう。
「住宅作家」と呼ばれる建築家も段々といなくなるのかも知れません。

もちろん、こちらも黙って国の言うとおりの家づくりをするばかり
ではありません(それもひとつの選択肢ですが)。
どうしたら時代(国の方策)に負けない家づくりができるか?を
建築家の趙海光さん、相羽建設の迎川さんとともに話し合ってみました。

とにかく、建築家はリスクテイクしない職業とあちこちで言われていました。
今回の一連の法改正は「責任がとれるモノつくりをしろ!!」と言われているように思います。

そんな事を話しながら、それぞれの活動をまとめてもらいました。
by satoshi_irei | 2009-03-23 23:03 | ・掲載誌 | Trackback | Comments(2)
巡礼の日々
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土曜、日曜と打ち合わせ。
土曜日は芦屋へ・・・。
新しい仕事のプレゼンと昨年、完成した住まいの撮影。
ちょうどタイミング良く「チルチンびと」の撮影とプレゼンが同じ日に。

この住まいはできあがって数ヶ月なんですが
住まい手が転勤になり、しばらくの間、貸すことになるとのこと・・・
住まい手も寂しがっていました。

カメラマンの垂見さんが撮っている脇でインタビューを受けて
新しい仕事のプレゼンへ向かいました。
小さな家ですが楽しい住まいとなりそうです。

芦屋浜の家
設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾)
施工:ヤマヒロ


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翌日は浜松へ。
ちょうど、昨年から進めていた住まいが完成してオープンハウスの真っ最中。
設計者や工務店・・・同業者がたくさんいらしたようで
ちょっと恥ずかしい。

夕方近くから、新しい仕事のプレゼン・・・
平面的にも、立体的にも回れる動線を持つ楽しい住まいとなりそうです。

西美薗の家
設計:伊礼智設計室(伊礼智 一場由美)+スローハンド
施工:スローハンド
by satoshi_irei | 2009-03-23 18:57 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(2)
i-works 2008・・・プロダクト化を見据えた小さな家
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8年前にOMソーラーを搭載した分譲住宅
「ソーラータウン久米川」の仕事したとき、
住宅の部分的な「標準化」を考えた。
標準玄関、標準階段など標準化したものを元に
住宅が創れるかを探った。

ここで積み上げた手法を、クライアントであり、
施工者であった相羽建設は
通常の仕事に生かしたいと考えた。
こうして「i-works]ができあがったのである。
これまで学んできた設計の手法を標準化したものと言って良い。

当初は「プレタポルテの家づくり」と呼んで、
オートクチュール(一品生産)と区別していた。
(詳しくは住宅建築2002年12月号参照)

今はオートクチュールとプレタポルテが一体となって
区別はしていない。

相羽建設と共有の設計手法として
「i-works]はそれから年間30棟ほど、造られていった。
そのリニューアルの仕事である。


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この相羽建設のモデルハウスは東京都東村山に建つ。
延べ床25.5坪、4人家族が十分住める「小さな家」である。

外壁はガルバリウム鋼板、
内部は開発のお手伝いをさせていただいた
高千穂の「薩摩中霧島壁」(火山灰)。
8年前と変わらない仕様である。

今回は8年間で試してきた、様々な「手口」を盛り込んでいる。
とは言っても、一般の人たちでも何とか手の届く範囲の「家づくり」。
住宅は広さでなくて、どれだけ心地よい居場所が創れるかだと思う。




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小さな空間の中に、小さな居場所を散りばめて、
豊かな住まいが創れるかを試みた。
また、小さな住まいは外部との関わりが重要になる。
外部との関わりを制御できる開口部のあり方を工夫している。

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浴室もいつもの標準化された浴室・・・
今回は2階なのでTOTOのハーフユニットバスを使用している。
(1階であればオリジナルの日比野化学工業製を使う)


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今回は1階に和室を設けている。
和室の開口部は全面の道路からのプライバシーを考えて
300上げてデッキを設けている。
車や通行する人々からの視線を遮りつつ、緑の借景を楽しめるように・・・。

1階部分は家族構成にあわせていくつかの
仕切り方のバリエーションがあり、住まい手に対応できる。


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これまで8年間、「標準化」ということを意識しながら設計をしてきた。
建築家として、作家として、どうだろうか?という声も耳にしてきた。
一方で、「標準化」についてたくさんの講演会を頼まれた(今ではより増えている)。

200年住宅や次々と厳しくなる法規の改正・・・
建築家の責任の取り方が問われている時代。
「標準化されたものが作風」という思考はその答えのひとつであると思う。
(これから出る、住宅建築09年4月号の座談会をご一読下さい)

これまでの仕事を見て、
「プロダクトのような家がつくりたい、
車のように家が売れないか?」と挑発してきた商社の方がいる。

家が車のように土地から解放されるか?、
家具のようにプロダクトになり得るか?
それはとても難しい。

しかし、その先にこれからの日本の住宅のヒントがあるような気がする。
あの、前川国男さんだってプロダクト住宅(プレモス)に挑戦したのだ。
先は全く見えないが、考えてみたいと思う。
小さな家の勉強会


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設計:伊礼智設計室(伊礼智 島華子)
施工:相羽建設
by satoshi_irei | 2009-03-20 11:10 | ・i-works 2008 | Trackback | Comments(8)
今日はちょっとのんびり・・・?
昨日は「小さな家」の勉強会で夜遅くまで盛り上がり・・・
ちょっとくたびれた。

今日は朝からバイトの学生がやってきた。
日大生産工学部の居住コースの4年生、2年生の頃に教えた子である。
学校に募集を駆けておいたら、早速、電話がきた。

教え子なのに名前と顔が一致しない・・・だめな先生である。
ところが、課題は覚えているのである。
うちの事務所の敷地周辺に3世帯住宅の課題を出したとき
「大家族の住まい」をテーマにした学生だ。
一気に、昔に戻る(笑)。

新しい人が出入りすると事務所もまた雰囲気が変わる。
笑い声の絶えないお昼ご飯となった。

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*今日は昨日の勉強会の残り物・・・銀座「吉水」の手料理を主に・・・。
吉水の女将さんは「ソロモン流」の
取材の真っ最中で昨日はいらっしゃらなかった。
おかげで静かに、スムースに乾杯できた(爆笑)


午後から、面談の申し込みがあったのだが、
うっかり忘れてしまったとのこと(笑)、日をあらためることになった。

今日はのんびりした気分でいられるか?と思いきや
設計の詰めやら、原稿の校正と締め切りが入っていた。
時間があるといろいろと手を入れたくなるのはいいことだ(笑)・・・。


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by satoshi_irei | 2009-03-19 16:35 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(0)
3月21日、22日、静岡・西美薗にてオープンハウス
今週の土日、静岡県の西美薗にてオープンハウスを行います。
アドブレンの塚本さんが近況写真を送っていただきました。

施工していただいたスローハンドは数人の工務店ですが
知る人ぞ知る・・・腕のいい、設計もうまい工務店です。

というわけで今回は
設計:伊礼智設計室(伊礼智 船津絵美)+スローハンド
施工:スローハンド
というやり方を試してみました(笑)・・・うまくまとめているように思います。


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b0014003_10173592.jpg開口部を300ミリ上げたいつもの「手口」。
庭の奥行きが十分のとれないとき
室内に溜まりをつくりたいとき
良くやります。


開口部はアミ付きのガラリを仕込んであります。
雨戸がわりになり、ご近所からの視線も和らげます。


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22日はお昼過ぎにしばらく現場にいます(その後、打ち合わせ)。
お時間ございましたらどうぞ。どなたでも参加できるようです。

*見学される方は
 主催者のスローハンドさん、住まい手のKさんをお見かけしたら、
 一言、お礼くらいは言ってくださいね・・・(笑)

西美薗の家 地図

小さな家の勉強会のお知らせ
by satoshi_irei | 2009-03-18 10:26 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(2)
「小さな家」の勉強会(プロ向けです) おかわり!!
3回に分けて開催しました「小さな家」の勉強会が
好評に付き「おかわり」を頂きました。

ご興味ございましたらご参加下さい。
確かな「小さな家」、「小さな住まい」を創る運動に繋がればいいと考えています。


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江戸川の家 設計:伊礼智設計室 施工:国工務店

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4月8日 「小さな家」の勉強会 開催 家づくり工務店対象

「小さな家」を時代は求めています。
わたしたちは地球という有限な世界の住人です。
限られた空間に住むことは、わたしたちの宿命であり、
地球に生きる大前提でもあります。
「小さな家」は新しい時代のマナーとなるでしょう。

でも「小さな家」とは、住宅設計のあり方を、家族の距離感を、
住宅の価値観を、大きく転換させるものです。
住まい手も作り手も総出で、
この新しい価値観を具体化しなくてなりません。

「あたり前の家」ネットワークでは、作り手である家づくり工務店さんを対象に
小さな家づくりを実践してきた建築家・伊礼智さんを講師に迎えた勉強会を開催します。


*講師:伊礼智(伊礼智設計室)、田中健司(田中工務店)、三浦祐成(新建ハウジング編集長)

*日時:4月8日日(水曜日)
   13:30〜18:00ごろ 終了後、会場で懇親会があります。

*会場:東京都中央区日本橋馬喰町2−5−12 小沢ビル

*対象:「あたり前の家」ネットワークのプロ会員工務店
    (当時までに入会すれば大丈夫です) 

*定員:10名(先着順)

*参加費用: 30,000円 1社で2名参加の場合は+10000円 (資料費、懇親会費込)

*申込・問合せ:メール info@atari-mae.com


小さな家の事例 北葛西の家2
by satoshi_irei | 2009-03-17 16:56 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(0)