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現場通い
昨日は北葛西で上棟式。
建坪7,5坪、延べ床面積15坪の住まい、
間口は1,5間、ご夫婦おふたりの住まいです。
横の住宅は数年前にぼくが設計した「北葛西の家」、
そのとなりに、お姉さんご夫婦が家を建てるのです。

上棟式も盛り上がってきたところで、打ち合わせがあって、
後ろ髪(短髪でありませんが)を引かれる思いでぼくは席を外しました。
来年早々には完成、お披露目ができると思います。

設計:伊礼智設計室(伊礼智 島華子)
施工:田中工務店


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今日は東村山で現場打ち合わせ。
相羽建設の新しいi-worksのモデルハウス・・・・
「東京町家」のモデルハウスでもあるというのがややこしいところ(笑)。
現場は急ピッチで進み、来月の中頃には完成の予定です。
年内はマスコミや内輪だけのお披露目程度にして、
一般向けのオープンは来年になるようです。
延べ床面積25,5坪の小さな住まいです。


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設計:伊礼智設計室(伊礼智 島華子)
施工:相羽建設



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今日は東村山に相羽建設の迎川さん(tokyomachiya)が迎えにきてくれました。
ところが、タイヤがパンク。
片手が使えない迎川さんの替わりにぼくがタイヤの取り替えを(爆笑)・・・。
20年ぶりです。
ジャッキアップしてタイヤを外し、新しいタイヤを取り付け・・・
久々にやると結構、力仕事・・・明日あたりから筋肉痛になりそうです。

もちろん、タイヤのボルトの締めを
甘くしておいたことは言うまでもありません(爆笑)

TOKYO URBAN  LIFE 参加者募集中 「小さな住まいの設計作法」についてお話しさせていただきます 
by satoshi_irei | 2008-10-31 18:32 | ・住まい・建築 | Trackback(1) | Comments(4)
寒くなってきたこの頃のお昼ごはん
風邪が流行っているらしい。
うちの事務所でも、二人ほど風邪をひいている。

というわけで風邪に良さそうなメニューと、
何とか事務所で今年も旅行にいこう・・・ソウルは極めたい・・・
ということで、豚キムチ。
ナムルを数種類(もやし、ほうれん草、にんじん、ピーマン、ネギ)を
好きなだけ豆腐にトッピング。
しょうが入りのタマネギのみそ汁・・・風邪に効きそうです。
豚キムチがタマネギをたくさん入れたら、
「タマネギキムチ」と改名したいメニューとなった(笑)・・・でも美味しい。

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次の日は、餃子にしようか?・・・・それも、あっさりした奴。
ということで、鶏肉とタマネギの餃子(最近タマネギ、凝っています)。
シソ入りです。
浜松餃子に対向して、こちらはキャベツの塩ポンズ和え。
餃子は京都の「富士酢」ベースで頂きました。

ご飯は住宅工房の近藤さんから頂いた玄米を3割混ぜて炊いてみました。
これが美味しい・・・ありがとうございました。


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事務所がヘチマ屋敷と化して、初めての収穫。
変わった食べ方をしたい・・・・レンジでチンしたものに
ミソ(先日手に入れたいいもの)と
日本酒、砂糖、胡麻油、タマネギのみじん切りをあえてのせ、グリルで10分。
美しいです・・・味も悪くないのですが、もう少し、ミソが焦げ加減が良かった。


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スタッフの風邪は快方に向かっているのですが・・・
どうも、ぼくの方が風邪気味で用心しなければという感じです。


11月4日に「小さな住まいの設計作法」と題したセミナーを行います。
ご興味ございましたら是非、ご参加下さい。
来年は、このセミナーで、事務所のお昼ごはんの話をしてみたいですね(爆笑)

詳しくは下記から・・・。


TOKYO URBAN LIFE の参加者募集中 
by satoshi_irei | 2008-10-29 18:22 | ・まかないごはん | Trackback | Comments(4)
11月4日 TOKYO URBAN LIFE 2008 セミナー参加者募集中
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「小さな住まいの設計方法」と題してセミナーを設けます。
ご興味ございましたら是非、いらして下さい。
近作を中心にお話をさせていただきます。
どなたでもご参加いただけますのでよろしくお願いいたします。

日時:11月4日(火)、13時05分〜14時20分
場所:TEPCO 銀座6階セミナーホールにて
   中央区銀座6−11−1 (TEL03−3575−0456)
参加費:2000円

申し込み・問い合わせ先 
TOKYO URBAN LIFE 2008 運営事務局財団法人 店舗システム協会
TEL 03-3401-4021 FAX 03-3402-5033
MAIL ssss@ssss.or.jp


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by satoshi_irei | 2008-10-28 15:30 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(0)
模型写真の授業
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月曜日は居住の授業。
今年から1年生担当です。1年生の初めての設計課題である
「水辺の別荘」もいよいよ佳境に入ります。

今回は模型写真の撮り方の授業。
カメラマンの栗原宏光さんを毎年招いて、
模型写真の基本を指導していただきます。

基本的な講義のあと、3人ひと組でそれぞれの模型写真に取り組みますが
なかなか、簡単にはいきません。
カメラはそれぞれのデジカメ・・・その性能にもよりますが
やはり、構図と照明の具合が難しい。
みんな悪戦苦闘。


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ぼくもいろいろと挑戦してみたのですが
なかなかこれだ!という写真が撮れません。

結局、設計がよくないといい写真は撮れない!!と
憎まれ口をたたきたくなる(笑)
by satoshi_irei | 2008-10-28 14:16 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(2)
那珂湊の家(2007)
カメラマンの西川公朗さんから那珂湊の家の写真が届きました。
竣工して1年近く、庭の緑のスクリーンも馴染み、
海のイメージのダイカンドラと白砂の対比もはっきりしてきたようです。
延べ床62坪の2世帯住宅、
中央の吹き抜け空間で2世帯の距離を取っています。

大きな住まいは設計が凡庸になりやすい・・・、
あるいは「脅し」の効いた空間に陥りやすい。

いつもの小さな住まいのように、小さな居場所をつなげていって
大きな生活空間をまとめています。

明るいところと暗いところ、狭いところと広いところ、
低いところと高いところ・・・など逆の感覚を
相互繋げて、組み立ててみました。


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南側の外観と東側の外観・・・至って普通(笑)。
外壁は火山灰(そとん壁)のかき落とし仕上げ。


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玄関に入ると、トップライトに照らされた壁が走り、
意識が坪庭と空とに向かいます。
奥行きと高さを感じて上がり框を上がります。
そこは天井高さが1860.グッと天井を押さえてあります・・・
その向こうにトップライトのある吹き抜けたホールがある。

明るさと暗さ、高さと低さ、長い距離と囲われた感じ・・
・これらの感覚を「入れ子」にして空間を組み立てています。


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タテに高いホールを抜けるとダイニング。天井の高さは2100に抑えてあります。
そこから吹き抜けたリビングと外部へ視線が抜けていきます。
壁は火山灰(薩摩中霧島壁)のハケ引き、調湿・消臭効果に優れます。
天井も火山灰(ビーナスコート)。

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敷地境界はずっと先。外部周辺からプライバシーを守りつつ、緑で囲んでいます。

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2階の子供達のリビングからの見下ろしです。
子供達のリビングを介して、トップライトで空に抜けたホールへ繋がります。

障子はいつもの吉村障子、組子の割付から開口寸法を合わせていきます。


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寝室からの見下ろし。
リビングの吹き抜け部分に繋がる寝室は、
両脇にクロゼットのある通路を抜けてアプローチ、
その手前に空に抜けたホールがあります。
ここでも狭さと広がりの「入れ子」になっています。

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1階の小さな和室。
2世帯共通のお茶の間的な存在です。
お仏壇や神様のいる空間です。

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ホール上部は3連のトップライトで空に抜けていきます。
ぐるりと廻れる動線上に
子供達の部屋やトイレ、ピアノコーナー、寝室が配置されています。
(トップライトの見上げ写真は伊礼撮影)

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設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾)
施工:自然と住まい研究所
写真:西川公朗


オープンハウス時の様子
by satoshi_irei | 2008-10-25 17:23 | ・那珂湊の家 | Trackback | Comments(2)
小田原の家の近況を追加しました。
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小田原の家の「REAL」の取材時の写真を追加しましたのでご覧下さい。
1年経って、木がやけているということもありますが
天気が曇りで、室内の雰囲気が竣工時と異なって面白いです。

小田原の家
by satoshi_irei | 2008-10-25 10:16 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(0)
幕張本郷の家(閉じていない音楽ホールのある家)
カメラマンの西川公朗さんより、幕張本郷の家の写真が届きました。
竣工後、すぐの撮影なので、まだまだ緑が寂しいですが、
その分だけ、建物が初々しい。
線路脇の変形した敷地に少し振って配置されています。
OMソーラーの集熱効率を少しでもよくすること、敷地の隅々に小さな空きをつくって
視線の抜けの先に緑がある・・・という構成です。

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1階はジャズを楽しむホール。
遮音・防音を施しながらも、閉鎖的にならず、外に視界が抜ける工夫をしています。

また、仲間内で楽しめるように、にじり口のような出入り口も設けられ、
いざとなれば営業もできる設定(笑)。
町に対するボリューム感を押さえることと、
ホールの天井の高さを確保してボリュームを確保、
玄関レベルからのアプローチのし易さを考えて、
1階を少しだけ地面に埋めています。


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2階はリビング・・・
そこから1段下がって寝室。

宙に浮いた感じにするため、2階でありながらも掃き出し窓にしています。
屋根の形がそのまま室内に現れ、
包み込まれるような空間にしたいと思いました。


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西日を遮るためにアミ付の木製ガラリ戸を用意。
落下防止にもひと役買います。

リビングの脇には3帖の小さな和室。
押し入れを吊って、その下に小さな地窓を設けました。
タタミ面を流れる風は
心地よい和室に不可欠のような気がします。

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寝室はリビングより一段下がっています。
グッと下げた天井の効果と相まって、
落ち着いたスペースとなりました。
寝室は将来、2つに分けることもできます。

2階には浴室もあります。
木製の引き戸で洗面スペースと仕切られています。
「さわら」で包まれた水回りです。

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1階のジャズホールは
天井の高さを確保するために地面に埋め込まれ、
内部に溜まりを創りだし、包まれるようなスペースとなりました。

遮音・防音性の高いスペースですが
OMソーラーによる空気と熱がデザインされたことと、開口部の工夫により、
閉鎖的でない町(外部)に繋がる音楽ホールになったのではないか思います。


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設計:伊礼智設計室(伊礼智 一場由美)
施工:田中工務店
写真:西川公朗


オープンハウス時の頃
住まいの中の小さな風景 幕張本郷の家
by satoshi_irei | 2008-10-24 10:56 | ・幕張本郷の家 | Trackback | Comments(8)
二日酔いのメニュー
最近はセミナーつづき・・・。
1日、2日はプラス経営主催の設計セミナー、
永田昌民さんとタッグで中間講評とヤマモミジの家の見学など。

11日はしずおか木造塾、
翌12日は浜松にてハウズセミナーの最終回、
18日は土曜住宅学校で長谷川豪さんがゲスト。

翌20日は東京町家勉強会、
あたりまえの家ネットワークの塩地博文さんを招いて盛り上がりました。
21日は元・住宅建築編集長の植久さんとともに風土社にてチルチンセミナーでした。

3週間の間にライブ6本はやっぱり大変・・・(笑)。

できるだけ、このような機会にスタッフを誰か連れて行って、
お手伝い兼勉強をしてもらいます。

セミナーの後は交流会というのがお決まり・・・
チルチンセミナーの翌日、スタッフはちょっと二日酔い気味。
「みそ汁が飲みたい・・・」ということでこのメニューに。
みそ汁は鰹節を削って出汁を取り、具はアオサと豆腐、ダイコン葉、白みそを溶きます。
二日酔いにはダイコン下ろしにしらす。

二日酔いとはいえ、しっかりご飯を食べないと・・・ということで
豚肉のタマネギしょうが焼き・・・
タマネギとしょうがをたっぷりすり下ろし、砂糖、醤油、胡麻油を入れて
豚肉をつけておきます。後はタマネギとピーマンと炒めるだけ
(肉と野菜は別々に炒めて、最後に合わせます)
付け合わせはキャベツとシソのみじん切り。
その他、ほうれん草のおひたし・・・鰹節は削り立てを!

お昼ごはんらしい、まかないとなりました。


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昨日のタマネギのソースが美味しかったので
今日のサラダのソースにタマネギを使ってみました。
ソース担当は昨日の二日酔いの本人(笑)。
タマネギをすり下ろし、ニンニク、しょうが、胡麻油、醤油、砂糖・・・らしいです(笑)。

卵焼きは昨日の残りのしらすとシソ入り、野菜炒めは鳥の薄切りを湯通しして、
スタッフの実家から送られてきたピーマンともやし、にんじんをサッと炒めました。
みそ汁は岩のりとダイコンとタマネギ。


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by satoshi_irei | 2008-10-23 19:42 | ・まかないごはん | Trackback | Comments(2)
土曜住宅学校レポート
土曜住宅学校、第1回(講師:中村好文)の模様が 
新建築・住宅特集11月号で紹介されています。

第1回と第2回の模様をまとめたレポートを「住む」冬号で
取り上げていただける予定ですのでそちらも合わせてご覧下さい。

土曜住宅学校は来年の企画を詰めているところ・・・
より楽しい授業(笑)にしたいと考えています。

日本の住まいの学校として
しっかり定着させていきたいと願っていますのでご贔屓に・・・・(笑)

2008土曜住宅学校  2時間目 長谷川豪


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by satoshi_irei | 2008-10-22 10:16 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(2)
土曜住宅学校  庭的なもの・・・だれのものでもないスペース(長谷川豪)
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10月18日は土曜住宅学校の2回目。
六本木の国際文化会館にて、長谷川豪さんを迎えて行なわれた。

「7 HOUSES」と題してこれまで手掛けてきた住宅を
完成物件とプロジェクトを交互に紹介していただく。

長谷川さんはよく「庭」という言葉を使う(本人は意識していないらしいが・・・)。
その「庭」という概念が長谷川さんの設計の「核」ではないか?と思い、
質問をそのあたりに絞ってみた。

長谷川さんの建築はすべてが「庭(外部)との応答」を考え抜いた結果だと思う。
「庭」を意識する理由をお伺いしたら・・・
「自分のものではないもの」、「誰のものでもないスペース」を創りたいとのことだった。

日本の建築は防犯や省エネの意識の高まりで閉鎖的になってきている、
あるいは作り手や施主のエゴが建築に傲慢な形で表れ、
町(コモン)に寄与していない・・・。

長谷川さんの言う「庭」とは、コモンに寄与できる「誰のものでもないスペース」を指している。
個人の頭の中で考えたこと、趣味を超えて、
「誰のものでもないスペース」にまで昇華することが新しい建築を生むと・・・。
そんな「庭」のようなもののあり方を探っているのだと感じた。

長谷川さんはひとつのプロジェクトで1000個ほどの模型を作る・・・。
以前、どうしてそんなにつくるの?という質問に
「千本ノックみたいなもんですよ」とのこと・・・(野球少年だったのだ)。
ぼくも少年野球をやっていた(本気でプロ野球の選手なりたいと思っていた)ので
言わんとすることがわかった気がした・・・(笑)。

気力と体力の限界を超えてノックを受けていると、動物的な神経がとぎすまされてくる。
建築を頭だけで考えるのではなくて身体(五感)で考え、
これしかない!という答えに出会うのである。

「千本模型」も50程度の案では大したものは出てこない・・・
500を超え(気力と体力の限界を超えたあたり)から本当にいいものが出てくる・・・
ということであろう(辛)。

建築家は考えることしかできない(造る分けではないから)から
とことん考え抜く、時間のある限り考えていきたいとのことだった。

「千本模型」と「庭的なもの」・・・この二つが長谷川建築の両輪のような気がした。
今後も「庭てきなもの」は深化していくことだろう・・・見守りたい。


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セミナーが終わって交流会。
終わった安堵感と達成感に包まれて、さらに講師の先生と語らう場がある。
やっぱり、この時がとても楽しい・・・。
来年はより楽しい企画で、「土曜住宅学校」を日本の住まいを学ぶ、
定評のある学校として定着させたいと思う。


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by satoshi_irei | 2008-10-19 11:14 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(7)