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飄々としてのっぺり、つるん。
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今日は幕張の家のプレゼンテーション。
1階が仲間が集まってジャズを楽しむ音楽室。2階に住まいがある。

OM設計スクールの最中も担当の一場が
セミナーの移動中の電車にまで乗り込み、打合わせ、、、ぎりぎりまで手を入れていた(笑)。
この方向で間違いはないのでは?と言うところまで行き着かないとプレゼンはできない。

結局、一番無理のない組み立てで形にしてみた。
自分では折り合いがついた。

打合わせの結果、多少の修正は出たものの、この方向で進める事に、、、嬉しい。
半地下的な音楽室と住まいの関係を単純に解いた案。
まだまだ設計の広がりがある、、、
うまくキャッチボールができてブラッシュアップしていく事になる。
まずは次のステップへ、、、。

どこか飄々としたような、のっぺりしてつるんとした佇まいになればと思う。

幕張の家
設計:伊礼智設計室(伊礼智 一場由美)
by satoshi_irei | 2007-09-30 14:49 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(4)
エコビルド展の展示計画
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11月に行なわれるエコビルド展の展示計画が頭の痛いところ、、、。
まず、予算がない事に加えて、会場での作業が2日しかない。

「あたりまえの家」とうちの事務所とのコラボで
昨年「エコビルド賞」をいただいた「東京町家 9坪の家」の軸組を原寸で展示しようか?
1階廻りだけでも原寸の空間を作ろうか、、、と話し合ってきた。

予算と時間を考えれば、軸組の展示が無理のないところだろう、、、
しかし、軸組で9坪の家の「小さな空間のリアリティ」は伝わらない。

周囲の展示からすれば、9坪とはいえ軸組がド〜ンとある事は
吸引力はあるだろう。
「軸組のリアリティ」を感じてもらい(実際と同じ山長が支給してくれる)、
中の空間は写真で伝え、想像していただくのも悪くないようにも思う。
下手に欲張って、中途半端な学園祭のようになる事だけは避けたい(笑)

今週の全体会議で最終的に決定となる。
バランスのいい判断をしなければならない。

とりあえず、オープンデスクの学生に軸組の模型をつくってもらった。
by satoshi_irei | 2007-09-30 10:08 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(2)
5角形の家を訪ねる
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今日は
もしかしたらクライアントになるかもしれない方々を5角形の家にご案内。
普段、設計を頼まれていない方に
その方のためだけに仕事を見ていただくという事は、あまりしない。
住まい手も大変だし、、、同じくこちらも半日がかりになってしまう。
今回は工務店の社長さんの自宅だし(笑)、普段、オープンにしているので甘えてしまった。
ありがとうございました。
奥さんの住み心地が聞けて楽しかった(笑)

確かに、写真で見る空間と実物はまるで違う。
特にうちの事務所の地味な仕事は実物で見ていただくとずいぶんと違うらしい。

新建築「住宅特集」の近作訪問で9坪の家を取材していただいた
建築家、吉井歳晴さんも「写真では分からない」といっていた。

単純なプランと実際の空間の開きが大きいというのは
先日、セミナーでゲストに来ていただいた
田中工務店の田中さんの最初の印象でもある。
プロでも図面では分からない。

建築家はある程度成功すると住宅から離れていく人も多い。
自分たちはどんどん経験を積み、レベルアップするが、
住宅を頼んでくれるクライアントはみんな、ほとんど「初心者」である。
だんだん、ギャップが大きくなってくたびれるのだと思う。
建築家は求道者が多いから(笑)、、、。

「初心者」である事とこちらが表現者としての「つくり手」である事を
お互いが尊重できればいい、、、そのためにはまずは実作を見ていただく事だろうな?と思う。
特に、うちのような事務所は実物を見ないと本当に分からないらしいから(笑)、、、

いつものオープンハウスとは別に、
見ていただく「楽しい機会」があってもいいのかもしれない(ちょっと考えます)。

5角形の家
by satoshi_irei | 2007-09-29 19:47 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(2)
「リンカラン」取材
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先日は東京町家 町角の家にタレントの渡辺満里奈さんをお迎えして
「リンカラン」の取材が行なわれた。
満里奈さんのスタッフ、リンカランのスタッフ合わせて10人以上だったと思う、、、
そこへうちのスタッフも加わり(笑)、、、ちょっと仰々しい感じとなった。

満里奈さんは出産を2ヶ月後に控え、その日は残暑厳しいお昼過ぎ、、、
ちょっと、大変だったのではないか(写真は控えさせていただいた)?

満里奈さんが到着する前にリンカランのスタッフと
今日の対談の内容を軽く打ち合わせ、30秒程度でこんな感じでよろしいですか?
と提案したところ、ライターの方がニコリと「それだけで十分書けます!!」、、、
満里奈さんは優秀なスタッフ達に脇を固められて仕事を進めているんだな、、、と感じた。
「リンカラン」の11月号をお楽しみに。

町角の家は緑が成長して、やっと町角らしくなってきた。
カツラが成長してもう少し大きな樹環をつくるようになったら、
より町角が生きてくるだろう。

取材も終了、、、この家にお邪魔して、そのまま返してくれるわけがない!!
なにしろ、オープンハウスの日、引き渡し前の家に泊まっていったご夫婦ですから、、、(笑)。
明るいうちから宴会が始まり、僕は仕事があって
ほどよいところでおいとまさせていただいたが
うちのスタッフは、いつもと同じ、夜中の2時過ぎだったとか、、、(笑)。

いつも、楽しませていただいてありがとうございます。
お世話になりました。
東京町家 町角の家
by satoshi_irei | 2007-09-29 09:30 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(2)
2007 OM設計スクール スタート 
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昨日はOM設計スクール第1回目。
今年は昨年の「目を養う」から「手を練る」にシフトし、
さらに一緒に仕事をして来た工務店の生の声も交えて組み立てたいと思う。

というわけで今回はここ4年ほど一緒に仕事をして来た
田中工務店の田中さんをゲストに迎え、
うちの事務所から何を学び、どう生かして自社の家づくりのスタイルを構築して来たか
をお話ししていただいた。

その後、1年前に竣工した「東船橋の家2」と
田中工務店の設計施工で明日からオープンハウスをおこなう「八千代の家」を見学。

田中さんが今、実行している大事なことは、オープンハウスが終了した後
職人に集まってもらい、現場で納まりなどの検討会を行なう事。
時間をおかずに、現場で指摘して、次の仕事に徹底させる、、、
これが工務店が安定した質の仕事をする、確かなやり方だと思う。
シンケンの迫さんも同じような考え方であろう。

設計事務所もそのようなやり方を取るベテランも少なくない、、、。
きちんと図面を書いて仕事をしてきたあとだからやれる事であると思う。
ベースがなければ望ましい水準の仕事にまとまらない、、、
田中さんはその辺りをきちんと押さえていた。

終了後、有志で恒例の宴会となる。
午前10時30分から午後9時頃まで宴会も含めて愉快なひとときだった。



さて、次回は設計課題1の発表と講評、、、
慣れない課題で大変だと思うが、是非、やり遂げてほしい(笑)。
学校で2年生がやっている課題をアレンジしてみました。

設計課題1


1、課題と主旨

    「**がない家」

    現代の住まいはとても便利になりました。
    建築素材や設備、電化製品など、日に日に良いものが生まれています。
    しかし、住まいはそれで豊かになったと言えるでしょうか?
    断熱、気密が良く、施工も楽で扱いやすいアルミサッシュより、
    隙間風があり、時々反ったりする木製建具を好む住まい手も少なくありません。
    スイッチひとつで思うように扱える電気やガスの床暖房より、
    OMソーラーのような面倒くさい仕組みを好む人だっているのです。
    不便なもの、扱いにくいもの、欠落した便利さの向こうに何か豊かなものを見いだした人、
    感じた人がいるのだと思います。
    現代の家の一般的な住まいにあるべきものがなかったらどうなるでしょう?
    それを補うためにどのように設計を工夫するのだろう。
    あるべきものが欠落した向こうに、何か素敵なものが見つかるかもしれません。
    
    例えば、窓がない家、壁のない家、床のない家、屋根がない家、
    寝室のない家、部屋のない家、断熱材のない家、プライバシーのない家、、、
    などを考えてみるのも楽しい。
    
    窓がない家は決して窓がひとつもないと言うわけではなくて、
    今までの窓の概念を感じさせない家、窓(開口)がちゃんとあるにも関わらず
    見えにくくなっているという事でもいいでしょう。
    窓とは何だったのか、それを定義して、
    その家から見えにくくしてみたらどう変わるのか、、、
    
    こんな楽しいものになった、むしろ住みやすそうだな、、、、
    そんな案ができるといいですね。
    頭の体操くらいの軽い気持ちでチャレンジしてみて下さい。
by satoshi_irei | 2007-09-28 10:44 | ・住まい・建築 | Trackback(1) | Comments(16)
ゴーデンミニッツ 「男の料理」
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東京メトロ内のみのフリーペーパー「ゴーデンミニッツ」が
今日から配布となったようです。
早速、スタッフがごっそりと持って来てくれました。
先日、取材を受けた「男の料理」コーナーに、ちゃんと出ております(笑)。
今回、スーチカー(豚の塩漬け肉)料理を紹介させていただいています。

ゴーヤー料理はもう十分普及しましたが、次はナーベーラー(ヘチマ)よりも先に
このスーチカーを浸透させようと、、、。


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このフリーペーパー、10万部刷って、数日でなくなるとのこと。
このクオリティでフリー、、、すごい雑誌です。

今回のインタビュ−は役所広司、特集は京都の庭。
建築家の中村好文さんがインタビューで「俵屋」の話をされています。
今日から居住の授業がスタート、、、午後には中村さんとお会いします。
お互い、冷やかし合い、、、か?

事務所のまかない
by satoshi_irei | 2007-09-26 09:53 | ・掲載誌 | Trackback | Comments(10)
笑う町角に満里奈きたる。

明日は「リンカラン」の取材。
渡辺満里奈さんを東京町家 町角の家(OM ソーラーハウス)に
お迎えして対談する事になっています。

いつものように自分の設計のスタンスをお話しするだけなのです。
突拍子もない家や尖った建築、エゴ丸出しの住まいづくりが
メディアの表舞台を飾らないようにしてほしいと願います。

実は、、、、それが日本に一番必要とされている「エコ」だと思うのです。
この地味な住まいの「味わい」が決して普通ではない事が伝わり、
日本の住まいづくりに少しでもプラスになればと願います。

家づくりと言うのが「一生に一度の住まい手のエゴ」ではなく、「建築家の社会性のない
わがまま」でもない、今の時代のコモンセンスにのっとった
判断(センス)であってほしいと思います。

それが今の自分の一番の苦しみなのかもしれません。
住宅作家のジレンマ、、、なのではと思います。

でも、、、やっぱり、話題作狙いたいですね(爆笑)。

というわけで、その模様は後日、、、。

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東京町家 町角の家(写真 新建築社 無断転用を禁じられています)町角の家


最近の仕事 ときわ台の家の改装
by satoshi_irei | 2007-09-24 21:14 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(8)
ちょっと休憩
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今日は工作員の運動会。
今年のお弁当は家内に任せた。
工作員の要望通りにつくるとの事、、、。
工作員の好み程度のお弁当なら頑張る必要もなさそうだし、、、(笑)。
ひとつだけ事務所のまかない用に仕込んでおいたチキン(タンドーリチキン風)を加えた。

お弁当の時間、工作員はこのチキンを喜んで食べた。
自分が出した要望のおにぎりなど、ひとつも食べなかった(笑)、、、
まあ、こんなものだろう、、、家づくりも似ているような気がする(笑)。

お弁当を食べながら、
「来年はお父さんが食べたいものだけのお弁当にする!!」
といったら大笑いしていた、、、任せてくれるらしい。

ご飯を食べた後は事務所へ。やっぱり仕事が頭から離れない。
整理して段取りをたてないと、、、。

まず、11月の「あたりまえの家」のエコビルド展の展示計画が見えない。
展示模型をつくり始めたが今ひとつ、、、。
予算と会場での作業時間があれば、と思うのだが美術展のようにはいかない。
会期中、高樹沙耶さんらとのシンポジウムもある。
それとは別にエコビルド賞はじめ、いくつかの建築賞の応募。

某、女性タレントさんとの対談も間近、、、ちょっと緊張。

いよいよOM 設計スクール全4回が来週からスタート。
また、チルチンの会の設計スクール(残り3回)も間に混ざる。
その上、来週から、学校(日大居住コース)も始まる。

チルチンの工務店を中心とした新しい「OMの本」に10ページ頼まれた。
編集の植久さんと相談の上、
一般向けの「OM設計作法」なんて面白そうだねという事になった。
これも文章からスケッチ、写真などフルセットで締め切り10月半ば(笑)らしい。
なぜか、この業界、、、ページ数が多い時に限って締め切りが早い!!
時間がないから、ページを多くまかされるのか(笑)?

居住コースで進めている「眼を養い、手を練れ」の第2弾もいよいよスパートを掛ける頃、
四天王(単に一番こき使われる4人)のひとりなので責任が重い。
来年春発行予定、、、難しいだろうな(そんなこと思っていてはいけないか?)

新建ハウジングの連載もまだまだ足が洗えない。
原稿出したと思ったらすぐ、次の締め切りがやってくる。

i-basicのオリジナル建具のデザイン、展開も考えなければならない。
東京町家のセミナーもまたやることになりそうだ。
その他、住宅現場が6軒、実施設計が1軒、基本設計4軒、、、。

ざっと見て、エコビルドの展示だけがまだ見えない。
欲張らない、落としどころを見つけなければと思う。

工作員の運動会も、まあ、いい息抜きになった。
ご学友(笑)と楽しそうにはしゃいでいる姿が見れて、、、。
by satoshi_irei | 2007-09-22 15:44 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(5)
最近のまかない
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最近の事務所のお昼ご飯です。
下の段が今日の献立、、、事務所でゴーヤーが取れてしまい、
当然、ゴーヤーチャンプルー。
シャキシャキ感を残しながら本場のように出汁で少し煮込む、、、うまみが出ます。

野菜をたくさん食べているように思います。
最近は慣れてきて段取りがとてもよくなった。
継続はチカラなりです(笑)

明日は工作員の運動会、、、お昼ご飯までつきあって仕事へ。
恒例のお弁当をどうしようか?、、、と策を練っているところ。
by satoshi_irei | 2007-09-21 19:45 | ・まかないごはん | Trackback | Comments(5)
住まいを予防医学する本
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先日、小池一三さんより黄色い本が届く。
「住まいを予防医学する本」町の工務店ネット、、、非売品である。
ハードカバーの350ページ、分厚い、、、、なんとも小池さんらしい。
小池さんの集大成とも言うべき本に間違いない。

小池さんはOMソーラー協会を立ち上げ、雑誌「チルチン人」、「住む」を発刊、
自然素材ブームの火付け役となり、近くの山で家をつくる運動など、
数多くの活動をされてきた。

今はOMソーラー協会を退き、森里海連環学実践塾の塾長、、、
町の工務店ネットという新たな活動に奔走されている。
奔走しながら本が書ける才能(笑)をいつも羨ましく思う。


さて、住まいを予防医学するとはどういう事か?

からだにいいことは、だいたい、ちきゅうにもいい。
住まいはいのちの箱。
いのちの箱として住まいはどうあるべきか。
生活をつつむものは、すべて予防医学の対象、、、

これらの小池さんの言葉から
多肢に渡る、盛りだくさんの内容に戸惑いがちだったのですが
本の構成の意図があぶり出しのように浮かびあがり読み取れるようになった(笑)。

この本は町の工務店ネットから「貸本」という形をとって
住まいを考える読者に手渡される。
これを読んだ読者がどのような「いのちの箱」をイメージできるか、、、
町の工務店が提案する「いのちの箱」がどのようなものに変わるのか、、、
楽しみに待とう。

小池さんはサッカーで言うと、こんなところに??、、、
と思うところにパスを出す(笑)、、、この本もまさにそう。

小池さんのパスのイメージを読み取り、そこへうまく回り込み、
そのパスを受け取ってゴールを目指せる多くの新しい才能が必要だと思う。

ぼくもできることはお手伝いします(笑)。
by satoshi_irei | 2007-09-20 17:29 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(0)