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新事務所の改装プラン
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現況のディテールを実測して頭に入れつつ、大枠のプラニングを進めています。
盛り上がったところで、いただだいていた図面が現況とずいぶん違うことが判明、
プランをやり直したのですが・・・何とかやれないこともないと判断したところです。

そこへ不動産屋さんから電話・・・大家さんがこちらの思い通りにやっていいとのこと。
現況復帰は、数年、様子を見て相談しましょうとのことでした・・・ありがたい。

実際、年期が入った住宅・・・設備がかなりきつい。
トイレが和式でひもを引っ張って流すヤツ(笑)、キッチンがとにかく小さい・・・
そんなことを考えれば、うちの改装をベースに事務所として貸していった方が
今後の可能性も高いのではないか?と
不動産屋さんに話しておいたのが効いたのかも知れない。
東京町家のパンフを見ていただいたようで、それが効いたのかもしれません(笑)。
いやいや、「オキナワの家」を大家さんの分も差し上げたので、そっちでしょうね(笑)。
どんな人間が住むのか分からないところが構える原因なのでほっとしたようです。

何しろ、自前でトイレもキッチンも手を入れるので
現状より、ぐっと良くなる・・・大家さんにとって悪いはずはない。

というわけで、礼金も安くしていただけることになり、家賃も安くしていただけました・・・
こちらからお願いしたわけではないのですが、
不動産屋さんががんばってくれたんですね。ありがとうございました。

今日で基本プランをスタッフにわたしcadで起こしはじめました。
普段の仕事でいうと最初のプレゼンの10日くらい前の状況でしょうか(笑)。
しかし、持ち時間はありません・・・
ここ数日中に見積もり図面まで持っていかなくてはなりません。

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これから、いろいろ詰めるんですけどね(笑)。
by satoshi_irei | 2006-06-30 19:59 | ・古くて新しい事務所 | Trackback | Comments(16)
不動産屋の図面ってヤツは・・・2
新事務所の話も、不動産屋さんの「2,3日中に返事を!!」・・・との要望で
大急ぎで検討することになりました。
ざっと、大まかなところを当たって(現況とは入り口廻りがちがうなあと思いながら)
不動産屋さんからもらった図面を元にスケッチをはじめました。

「何とかなる」・・・と判断、
長く借りるので大がかりな改装をみとめてくれるよう、
大家さんに掛け合ってもらうことにしました。


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これで、ひと段落・・・大家さんの決断をもらう前に詳細な実測をさせていただきました。
落ち着いて寸法を採り始めると、どこか違う・・・キッチンが図面よりかなり小さい(汗)。
大あわてで、実測図を起こしてみました。
キッチンが5帖と書いてあるところが4帖もありません(笑)。
それに関連してトイレ、廊下、玄関のあたりが図面と大きく違います(笑)。

こうなると、これまでのプラニングがなりたたない・・・
もしかしたら、うちの事務所では狭いかも知れない。
大急ぎで不動産屋さんに正しい図面を送り、
判断する時間をくれ!!ということでただ今必死でプラニングしているのですが、
なかなか納まらない。

不動産屋の図面がいい加減なことは十分承知しているのですが、
本当にこんなことでいいのだろうかと思います。
基本の基本である、現況のプランを元に商売をしていただきたい。
その上で不動産のリフォームのトレーサビリティをしっかりしていけば、
古い家の価値を上げることが可能ではないかと思います。

その不動産屋さん、吉村順三さんが好きで軽井沢まで山荘を見に行ったほど・・・とのこと。
うちの事務所が、借りることをことの他喜んでくれて、
大家さんに是非、改装を認めてくれるよう、お手紙を書いてくれた方・・・
何とか実現したい。つづく・・。
by satoshi_irei | 2006-06-30 10:13 | ・古くて新しい事務所 | Trackback | Comments(6)
OMソーラーハウス東船橋の家上棟式・・・旗状敷地に建つ3階建て
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昨日は東船橋の上棟式。
とにかく、暑い・・・現場はさぞ、大変だろうと思いきや、
二瓶大工が相変わらずのハイテンションで陽気に進んでいました。
田中工務店のすごいところは必ず、屋根までかけること・・・偉いですね。

いつもより大人数で(3階建てですから・・)、上棟式も盛り上がり、
(田中さんの奥さんも参加)、気がついたら9時過ぎていました(笑)。

僕にとっては久々の木造3階建て、
3階といわず、空に抜けていくような家になるといいですね。
今回は屋根をくりぬいたような屋上のデッキや、
洗濯物も干せる南のガラス屋根のバルコニー、
キッチンの奥に用意された細長い空中のテラスなど、あちこちに空に抜ける場があります。


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5時過ぎにはこんな状態。
もっとも上り調子の工務店であることが、現場から良く伝わってきます。

設計:伊礼智設計室(伊礼智 島華子)
施工:田中工務店(監督 野島浩史  大工 二瓶正  監督の監督 田中健司)
by satoshi_irei | 2006-06-28 19:16 | ・住まい・建築 | Trackback(2) | Comments(12)
引っ越し先・・・決定か?
b0014003_10471530.jpg目白3丁目に平屋の1軒家が出た・・・
ということで見せていただきました。
床面積、50平米、
大家さんの手入れの行き届いた
広い庭に面しています。
そしてその大家さんはここに住んでいない(笑)。
築30年以上だと思います。
壁は漆喰塗り・・・応接室(に使おうと思っている)は
床が無垢板のフローリング、壁がラワンの縁甲板張り、
大家さんの庭がきれいに切り取られた小さな窓付き・・・
家賃も希望通り、改装し放題、現状復帰なし!!
広さは今の2倍以上(家賃も2倍以上・・・苦)・・・・
まあ申し分ありません。

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うちの連中はすでにここに決めているようで
ノリノリで簡単な実測。
レイアウトに問題がなさそうであれば決めたいと思います。

小窓や手洗いなど小物がレトロで「シブ可愛い」。
何とかそれらを生かして改装したいと思っています。
出来上がりましたら、
新しい事務所でビアパーティーといきたいですね。

しかし、昨日も学校で木下庸子さんと話していたのですが
「現状復帰」という悪しき習慣がなくなれば(いいものであれば)、
日本の住宅のストックの質が上がると思うのです。
都市再生機構でもそのような提案をされているとのこと・・・。

そんな話をしたら、不動産屋さんも同感で
できるだけ、大家さんにそうお願いしているらしい。
いい不動産屋さんです・・・
前回は図面とまるで違う物件に案内していただいたのですが(笑)。
by satoshi_irei | 2006-06-27 10:59 | ・古くて新しい事務所 | Trackback | Comments(25)
「住む」18 ( 2006年夏号)・・・それぞれの改修物語
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新しい「住む」が届きました。
今回の特集は「それぞれの改修物語」。
改修は楽しいと思うのですが、大変なことも確か・・・仕事としては大変そうです。
しかし、自分の楽しみとしてなら、それものんびりで許されるのならば、
こんな楽しいことはないだろう。

今度、うちの事務所は引っ越し、近くで1件家が出て今度見に行きます。
決まれば、いい参考書になりそうだ。

・「住む」VOL18  1200円

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さて、
今回は「千住」の路地の話を書かせていただきました。
自分の設計のテーマのひとつである、「町と家の間を考える」視点から
千住の路地をテキストに書いています。

休みの日はカメラを持って
路地から路地へと散歩するのが日課だったのですが、
丸井ができたり、筑波エクスプレスが開通した影響なのでしょう、
開発が進んで、楽しい路地がどんどんなくなっています。

今回の「住む」の改修の特集と共通するのですが
時間を重ねて、熟成された「良き空間」を何とか生かしたい・・・
路地の持つ魅力、心地よさを、
何とか普段の設計に生かしていきたいと考えているのですが・・・
お手本がどんどん消えていきます。

写真:笑う、モルタルのポスト
採取場所:千住仲町
by satoshi_irei | 2006-06-26 11:09 | ・掲載誌 | Trackback(1) | Comments(6)
きれいに食べよう
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自宅の菜園は害虫との戦いが激しくなってきました(笑)
写真は事務所の線路沿いから採集したもの。
そろそろ夏という感じですね。

それにしても「もったいない」精神にあふれた奴らで感心します。
by satoshi_irei | 2006-06-24 10:30 | ・食 | Trackback | Comments(6)
小さなサンゴの石庭
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西表島の民家で、サンゴの屋敷囲いをよく見ると様々な植物が根を下ろしています。
その中でも興味深いのがこのサボテン。
風化したサンゴ(石灰岩?)と
このサボテンのちょっと昆虫のような葉の色合いがすごく可愛い。
廻りは海で拾った珊瑚や貝のかけら。

今回は石垣島で久々に宮良殿内(みやらどんち)を見ました。
農家でなく、武家屋敷のつくり。
とにかく、東の庭が見事。

石灰岩と植物(イソギンチャクに見える)と白砂の庭は
和風のやり口でありながら、素材が沖縄・・・沖縄の粋を感じます。
この庭を見ていると、
素朴な中にも沖縄の新たな精細さ、華麗さが見つけられるよう気になります。
(もうちょっと手入れして、白砂の面を増やした方がいいような・・・)

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そんな事を思い出しながら、西表で小さなかけらを採取しました。
事務所で小さな石庭が創れるといいですね。


・そういえば、今日23日は沖縄は「慰霊の日」。
旧日本軍の組織的抵抗がなくなった日です。

海軍司令官 太田実中将の最後の電文・・・
「・・・・・・・・・・沖縄県民かく戦えり。県民に対し後世特別の御高配を賜らんことを」
この電文を読んだことがある人は、今の時代のありがたみがわかり、
少しはがんばって見ようとか、生きてみようと思うはず・・・。
太田実中将の電文
小さなサンゴの石で慰霊の意に替えたいと思います。
by satoshi_irei | 2006-06-23 13:38 | ・沖縄 | Trackback | Comments(3)
ニューハウス 8月号に布田の家、9坪の家紹介
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発売中のニューハウスに布田の家が掲載されています。
「子育ては自然素材の家で!」という特集です。
子育ての特集はいくつかあるのですが
たいてい、、自然素材とか子供が走り回れるとか、ある想定できる切り口できます。

この家も、子供部屋からしかロフトへ行けない、子供部屋の前のバルコニーが広くて
遊び場になっている、外とフルオープンで繋がる外部空間がある・・・など
わかりやすい構成なのかも知れません。

しかし、この家の、子供のための一番の宝物は何か?といわれると
料理することで繋がるキッチンやダイニング、外部空間ではないかと思います。

テレビと携帯電話が家族の団らんを奪い、
今、唯一家族できることといったら、
いっしょに食べること、料理することではないでしょうか。
先日、シンポジウムでごいっしょさせていただいた藤原和博さんが、
今の時代は家族することにエネルギーをかけないとダメだ!とお話されていました。

事務所でもできるだけいっしょにご飯を食べるようにしています。
カンパニーの語源が「いっしょに飯を食う仲間」ということらしいですが、
それくらい、いっしょにご飯を食べることは大事な事だと思います。
(よその事務所とご飯食べてるとよその事務所の人間になってしまいます)
料理をしている「ゆうご君」の写真から、
子育てはいっしょに作って、いっしょに食べること・・・といえそうですね。


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今回は建築家紹介のコーナーにも出てしまいました(これは恥ずかしい)。
インタビューというのは面白いもので、その時の雰囲気で違うことを話しているように思います。
こんなこといった?・・・と思いながらも、
編集者から出てきた校正には余り手を入れない方なので、
そうだったのか?と覚悟決めることにしています。(笑)

一番気になるのが、最近、太ってしまい(笑)。
顔が丸くなって、ちょっと、おっさん顔なってきた事を反省しています(おっさんには間違いなのですが)。
3キロ、目標に痩せたいなあ。

東京町家・9坪の家の住まい手のインタビューも掲載されていますので
そちらの方をご覧下さい(笑)

皆さん、ありがとうございました。

布田の家  施工:相羽建設(監督 早川真)
東京町家・9坪の家  施工:相羽建設(監督 和田康宏)


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by satoshi_irei | 2006-06-22 20:23 | ・掲載誌 | Trackback(1) | Comments(11)
OMソーラーハウス国領の家  開口・窓・建具
国領の家は相羽建設のパブリシティにプランが掲載されましたので
ブログでも庭との関係が分かる程度にアップいたしましょう。
駐車場は建て替え前を踏襲しています。

南側のちょっと庭に張り出したところが「コンパートメント」のようなコーナー。
そこから、庭の奥行きを楽しみ、冬は1日中、日当たりが良く、
夏は大きく解放して、庭の中にいるような場を作りたいと思いました。
それぞれの部屋から、表情の異なる庭を見ることができればと考えています。


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庭の表情とも関係するのが建具のあり方。
この家では障子に和紙を編んだ布を張っています。
風を通しながら、庭が透ける・・・光を調節する役目を果たしています。
晴れたときのデッキの照り返しを見事に遮る効果を目の当たりにして
夏は期待通りの活躍をしてもらえる事を確信しました。

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ゲストルームは和室。
いつもの吉村障子です。
腰部分をベニア張りにして壁の汚れを防いでいます。
ベニアの小口は押さえ縁(見切り縁)をまわすと野暮ったいので、
切り放しか、今回のように小口を突いてもらっています。
すっきりとして、品がでます。

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ゲストルームには地窓を付けています。
床面に外の緑がゆれて、流れる風を感じられると気持ちがいい。
右は勝手口の網戸。
これも和紙を編んだ布を框戸に張っています。
西日がきれい・・・。

実用的な意味で使っているのですが、
和紙というのは光を楽しむものだということが良く分かりました。

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設計:伊礼智設計室(伊礼智 松長浩子)
施工:相羽建設(監督 和田康宏  大工 坂井芳男 坂井直喜)
造園:植光(鈴木一光)
by satoshi_irei | 2006-06-21 20:25 | ・住まい・建築 | Trackback(1) | Comments(5)
パーティー・パーティー
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17日の国領のオープンハウスにご近所(布田)?からやってきたHさんご夫妻・・・
工事中から時々、覗いていたらしい。

Hさんは昨年、うちで設計した布田の家の住人。
奥さんが「伊礼さん、今日時間ある・・・うちでパーティーやらない?」と突然のお誘い。
Hさんのお宅(布田の家)を担当した松長が
今月でめでたく寿退社(博多へ引っ越し)となるのでそのお別れ会も兼ねて・・・となりました。
早速、時間を決めて、Hさんは戻って準備・・・その日はとにかく猛暑?といっていい日、
「ビールくらいでいいから・・・」とお願いし(笑)、
オープンハウスを定時で終え(笑)、布田の家へ。

とにかく、あっという間に次々と料理が出来上がってくる。
奥さん(まーちゃん)・・・人を使うのもうまい!!(笑)・・・設計事務所の所長やれます!

写真はまーちゃん指導のもと、
うちのスタッフと相羽建設の照美さんとで作ったベトナム風春巻き。
塩、ヤンニンジャンなどに付けて食べます。
庭ではご主人(HOTTEN)がバーベキューの準備を。

途中で相羽建設の第2陣がやってきて、手品のように料理が出てきて、
大宴会となってしまった事はいうまでもありません。
どうもありがとうございました・・・そして、お疲れ様でした。

布田の家については右のカテゴリの中からどうぞ。

設計:伊礼智設計室(伊礼智 松長浩子)
施工:相羽建設
by satoshi_irei | 2006-06-21 10:12 | ・食 | Trackback(1) | Comments(8)