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沖縄研修旅行
5月31〜6月3日まで、伊礼智設計室は遅いゴールデンウィークをとらせていただきます。
しばらくの間、ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
現場はがんばってください!!・・・お土産はあてにするな!!。

今回は、うちの家族とスタッフ連れて、石垣島へ行くことに・・・。
「行きたいね〜」といったら
「連れてけ〜」となってしまいました。

22年ぶりの石垣島、竹富、西表となります。
前回、芸大の院生の頃、吉田奨学金を当ててしまい・・・
沖縄の島々を巡って集落を研究するという名目で
奥村先生を連れて旅行に行って以来です(これが子供本、オキナワの家となったのです)。


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旅のしおりのスケッチはその時、竹富島で書いたもの。
白砂をまいたスージ(路地)が眩しい風景でした。
水性のサインペンで下書きなしで書いています・・・・うまかったなあ、この頃。
そのときに書いたスケッチは「オキナワの家」の表紙にもなりました。
この本に中学1年生の頃の水彩画をのせたら・・・
あの頃が一番うまかったとか、最近ヘタ・・・、今は手を抜いているという・・・
反論できないような指摘を受けることが多くなりました(汗)
密かに、練習し直しておきます(笑)。

事務所のお嬢さんたちも張り切って・・・旅のスケジュールと「しおり」を作り、
みんなの分の沖縄で聴きたい曲を録音して準備万端・・・
後は、竹富島で合流する中村好文さんから仰せつかっている
「ビキニ」の用意だけとなったようです(無駄にダイエットに励んでおりました)。

「オキナワの家」の続編が書けるような旅になればいいのですが・・・。



*中村さん、
  急用ができて今回の旅はこれなくなってしまいました。
 スタッフ一同、大変残念がっていました・・・
 中村さんの分の旅のしおりも作っていたのですが・・・また今度!!。

*そろそろ帰ろうとしたらプレカット図送ってきた監督さんがいます・・・
 担当者・・・落ち込んでいます(笑)。
by satoshi_irei | 2006-05-30 17:26 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(8)
OMソーラーの原点、「大泉学園の家」
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5月28日、
27年前に奥村設計所で設計された「大泉学園の家」を久々に見せていただいた。
設計:奥村昭雄+丸谷博男・・・丸谷さんのご両親の家なのだが、
ご高齢になって住めなくなり、この家はもうすぐ人手に渡る。

もう、これが最後かも知れないと思って家族で出かけた。

この家は後にOMソーラーと呼ばれる
パッシブソーラーシステムを試みた家として後世に伝えられる家である。
この家がなければOMはなかった・・・
丸谷さんの実家であり、30歳の丸谷さんが
エネルギーを注いで設計した家である・・・それを許した奥村夫妻もすごい。
まあ、ソーラーやってみる?と振った手前、先生方としてはしようがなかったであろう(笑)。
何しろ、確か丸谷さんは丸1年、この家だけやっていたとご本人から聞いた・・・
法規間違えて、やり直したり(笑)・・・(事務所としては大赤字である)。

安藤忠雄さんが建築家は依頼者を被害者にするくらいでないと(笑)・・・
ある雑誌で語っていた。
この家はまさにそう・・・可愛い息子のためにご両親が実験台となった(笑)。
それが、その後、OMソーラーとなるのである。

この家は定説としてはソーラーハウスとしてくくられると思うのだが、
僕は昔から、どうしても、そうでない部分に興味を引かれる。
ソーラーでなくても十分、魅力のある家である。

定説でない見方はソーラーに対して知識が足りないから・・・と考えていたのだが、
最近は歳をとり、図々しくなって、それなりに知識も自信もついた。
定説でない、見方も悪くないではないかと、自信を持って思う。

この家は4間角の無駄の少ない、
コンパクトでスタンダードとなり得るおおらかなプランを持っている。
合理性を追求しながらも、このプランは丸谷さんの性格が
そのまま反映されているように思う。
2階リビングで角が開口部で解放されて抜けている・・・
そこがおおらかさに繋がる・・・丸谷さんらしい。

僕は学校を出て、丸谷さんの事務所に10年、世話になった。
丸谷さんが奥村先生のところを独立して、ほぼ最初からご一緒させていただいたのだが、
いつも飲んでいると「丸谷さんは大泉の家を超えていない・・・」と遠慮なく話していた。
丸谷さんも決して悪い気はしないようで、「そうだね・・・」と、なんだか、うれしそうだった。

この家は丸谷さん自身、いろんな事を考えて挑戦した家だ。
うまくいったこと、失敗もたくさん、27年たってもまだやっていないことも・・・
57歳の本人が当時の30歳の自分を認めているようで、すがすがしい・・・そんな1日だった。
(自分にそんな日が来るのだろうか・・・)

この家のクレジットは奥村設計所だけれど、
丸谷さんの代表作を掲げろ、といわれたら、真っ先に「大泉学園の家」を入れたい思う。

昔、住宅建築の編集長だった植久さんと、この家の良さについて話をした。
「愛情がこもっているからね・・・」と植久さんはニコニコしながら言った。
前代未聞のソーラーハウス、両親の家・・・
掛けたエネルギーは時間がたっても嘘をつかない・・・いい家だと思う。

OMの原点でもあり、丸谷さんの原点でもある。


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by satoshi_irei | 2006-05-29 21:52 | ・住まい・建築 | Trackback(1) | Comments(17)
路上採取   小さな車に乗ろう!!
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シャッターと車の間の毛布?が
一番かわいそうかも知れません。

採取場所:足立区千住
採取日時:2006年5月
by satoshi_irei | 2006-05-29 15:07 | ・路上採取 | Trackback | Comments(5)
真壁智治さんの芦原賞受賞パーティ
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今日はお昼から真壁智治さんの芦原賞を祝う会へ。
子供たちに伝えたい家の本「くうねるところにすむところ」シリーズが
第2回芦原義信賞を受賞し、それを記念してお祝いをしようということになりました。

僕も第1回配本組で「オキナワの家」を書かせていただいたことで
そうそうたる方々に混じって発起人のひとりとさせていただきました。

会場は東京日仏学院。
発起人代表は建築家の伊東豊雄さん。
とにかく、パーティへ駆けつけた方々の豪華なこと・・・。
このプレジェクトに関われた事は本当に幸運だったと思います。

この類の本はなかなか売れない・・・
出版社であるインデックスコミュニケーションズの理解なしでは
続かないプロジェクトです。
出版社もこのシリーズの意義を認識して続けていきたいとのことでした。

売り上げ的には苦戦しているようですが
伊東豊雄さんの「みちの家」がフランス語訳されるかも知れないとのこと・・・
外国にも広がっていくといいですね。

何はともあれ、真壁智治さん、おめでとうございます・・・また、こき使ってください(笑)。

余談ですが、出版社の社長さんのお話によると
今のところ、このシリーズで一番売れているのが「オキナワの家」とのこと(ちょっと自慢)。
5000部刷って、残り700ほどになりました。
この手の本は本屋さんが永く置いてくれない・・・
売り方、伝え方も考えなければならないようです。

今後とも、このシリーズを続けていくために、
是非、「くうねるところにすむところ」をお買いもとめ下さい(笑)


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by satoshi_irei | 2006-05-27 16:49 | Trackback(1) | Comments(2)
OMソーラーハウス・相模原の家 2
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外から見ると、意外と小さな感じです。
天井の高さを2100に押さえてあるので階高も低く、
ご近所にも迷惑掛けない、佇まいとなりました。
奥行きがちょっとあって、水平ラインの伸びやかな家となりました。

この家の開口廻りの変化です。
外から、ガラリ仕立ての網戸、ガラス戸、中に障子を仕込んでいます。
すべて、戸袋の中にしまってフルオープンも可能です。


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設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾)
施工:相羽建設(監督 早川真)
by satoshi_irei | 2006-05-27 09:59 | ・相模原の家 | Trackback | Comments(3)
工作活動  香典返しのさらなる返し!
工作員・・・香典返しでいただいた箱を見て
「これは使える・・・」と見たようです。
早速、工作活動に入りできあがったのが、このロボット
スターウォーズを彷彿とさせますが、ぶたロボットのようにも見えます(笑)。


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実はちょっと凝っていて、背中のふたを開けると、
中に、大砲と、もう一つには戦闘機が格納されていました。
サンダーバード2号をもじっていたのです・・・相変わらず、笑わせてくれます!!


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by satoshi_irei | 2006-05-26 19:43 | ・工作少年 | Trackback | Comments(6)
チルチン人 OMソーラー特集
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OMソーラー協会の加盟工務店有志が集まってまとめたものだそうです。
なかなかチカラの入った雑誌となっています。

トップは下関の安成工務店。
今いっしょに「安岡ソーラータウン」に取り組んでいます。

安岡ソーラータウンの情報に加えて(青山のモデルハウス紹介)、
OMソーラーについてのエッセイを書かせていただいています。
是非、ご一読いただければと思います。

チルチン人別冊10号 
「山・里・まちをむすび、地球につなぐ家づくり」  OMソーラー8社の会  
 風土社  1400円


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by satoshi_irei | 2006-05-25 19:21 | ・掲載誌 | Trackback | Comments(8)
OMソーラーハウス「相模原の家」 1  オープンハウス無事終了
オープンハウス当日の様子です。
木曽三岳の家具、「Nテーブル」と「はんぺんチェアー」が吹き抜けの中に鎮座しています。
この空間には、これくらい強い家具(でもナチュラル)でないと難しかったでしょうね。
ライティングデスクのスツールは小泉誠さんの「おむすび」。

薩摩中霧島壁(火山灰)の内壁、赤松の床、
チークのキッチンカウンターと開口部のベンチ(寝転がったりします)、白いペンキの天井・・・
うちの事務所らしい風合いを創り出しているように思います。


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子供たちの部屋から見下ろしたところです。
引っ越して、いつもこんな感じで子供たちがこの家の中心を感じるのでしょう。


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見上げるとこんな感じ。
障子で仕切ることができます。


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今回、南の隣地との距離が近いので、吹き抜けと外部デッキの間に
薄い空間を挟んで距離感を出してみました。
雨戸をガラリ+網戸仕立てとして見たのですが、
夜間通風の確保とともに、プライバシーの保護にも役だっています。
ちゃんと、夏の日射は遮蔽し、冬は入るような角度で作っています。
さらに、内部に障子・・・左右で組子の高さを割り付けて、
ベンチの高さを決めていますのできれいに納まっています。


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設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾)
施工:相羽建設(監督 早川真)
by satoshi_irei | 2006-05-24 20:41 | ・相模原の家 | Trackback | Comments(4)
編集者に求められるもの・・・。
最近、なんだかいろいろなものに追われ、想定外の事も重なり、慌ただしい。
原稿の締め切りは守る方なのですが、いくつか遅れてしまいました。

今朝、ある雑誌の編集者が夢枕に立ち・・・目が覚めました。
午前4時・・・これはもう、逃げられないと観念して、必死で書き上げ送ったところです。

優秀な編集者の条件は
締め切り時に相手の夢枕に立てるかどうかですね(笑)・・・すごい能力です。
by satoshi_irei | 2006-05-23 09:10 | Trackback | Comments(14)
5月21日、福島県夜ノ森にて設計セミナーを行います。
住まい教室のお知らせ!
5月21日、午後1時30分から
ギャラリーSORAにて設計セミナーを行います。
一般向けのセミナーですので、ご興味ございましたらご参加下さい。
申し込みは上記、ギャラリーSORAまでお願いいたします。

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今回は夜ノ森ソーラータウン、東京のソーラータウン久米川の事例に加えて
5年前に設計しました「志木の家」(写真・・・OMソーラーハウス)を
詳しく、ご覧いただきたいと思います。
by SATOSHI_IREI | 2006-05-19 17:48 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(3)