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良いお年を!!
昨年はいろいろとお世話になりました。
結局、大晦日も事務所におりました。

ブログをはじめて1年と4ヶ月ですが、
アクセス数92、000ちょっと・・・記事数が871となっていました。

原稿の納めができてないところもありますが、とりあえず、仕事納めといたします。
(原稿は明日送りますね・・・)

新年のご挨拶が遅れますが・・・来年もよろしくお願いいたします。

                                                                      伊礼智
by satoshi_irei | 2005-12-31 17:23 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(4)
俵屋 2 アーネスト・スタディ  キッチン
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アーネスト・スタディに付随するキッチンです。
本格的なキッチンには適さないと思いますが、
宿泊客はここで自由にお茶を入れて、ゆったりすることができます。
一見、極、普通のミニキッチンに見えますが、かなり奥行きが浅いのです。
こんな寸法でもいけるではないか!!・・・と言うような発見があります。
と言うわけで、早速実測!(やみくもに実測するわけではありません)。

まず、驚くのが流し部分の奥行きが385です。
普通のキッチンなら650ですね。
アパートなどのキッチンですと550くらいです。
加えて、水洗の位置がポイントです・・・とらわれない自由さ、頭の柔らかさを感じます。
L型になったカウンタートップの奥行きも変えてあります。

もう一方は奥行きが485・・・たいていの家電は置けます。
カウンタートップは大理石、流しの前の水がかかりそうなところは壁も大理石張りですが、
ちょっと、はずれると板になっています。
L型のコーナーの、流しよりのところで、きっぱり、切り分けて合理的。

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キッチントップの高さが800、仕切りを兼ねた収納棚の高さが床から1705です。
僕はアーネストさんの事を、ほとんど知りません・・・
しかし、この部屋から推測するに、大柄な方ではなかったのでは?と思います。
実測に間違いがなければカウチの長さは1800程度です。
僕ならそれで十分なのですが・・・ちょっと、背の高い人では足が伸ばせないでしょう。

キッチンの高さは、もしかしたら、女将さんにあわせて造ったのかも知れません。
どのような、日常だったのかの知りませんし、幾度も手を入れてきた推移があるでしょうから、
なんとも判断はできませんが・・・推理する楽しみはつきません。

それにしても、まだまだ、「いいもの」を見たりない事を痛感します。
by satoshi_irei | 2005-12-31 17:03 | ・俵屋旅館の不思議 | Trackback | Comments(2)
俵屋 01   「アーネストスタディ」
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俵屋の最初はブログをアップした「アーネスト・スタディ」からにしましょう。
(この部分はおそらく吉村順三事務所ではないでしょう)

ここは女将・佐藤年さんのご主人であり、
写真家で大学教授だった故アーネスト佐藤さんの書斎です。
午後5時過ぎに宿泊客に開放され、アート関係の洋書が自由に閲覧できます。
小屋裏部屋のようなプロポーションとスケール、
それと絶妙な開口のあり方と外の緑がとても落ち着いた書斎を創り上げています。
屋根の上に工夫された植栽は見事・・・。

さて、その書斎の右手にカウチがおかれた何とも小さな空間があり、
5角形に変形した空間は、より、包み込むような効果を出しています。
特にこのコーナーが気に入ってしまいました。そこで、早速実測!

下の野帳はスピーディに書いているのでプロポーションは正確ではありません。
いづれ、時間を見つけて起こしてみたいと思います。


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開口部の大きさ、高さ、出窓風になった窓の出の深さが特徴的、
壁は漆喰、天井は和紙貼りだと思います。

ほぼ、1坪ちょっとの空間、天井の高さは1860・・・
スタディコーナーから160下がり、窓の高さが1550・・・
これだけでも十分、包み込む秘密がわかります。

それに加えて5角形に変形した小さな空間であることが
スタディコーナーと繋がりながらも、包み込むスペースを可能としていると思いました。
違和感のない、大好きなスケール感です。
客室は割と暗めですが、ここは白い壁がまぶしいほど・・・。

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書斎コーナーとカウチコーナーの間に外部が食い込んだようなプランとなっています。
写真で室内側に出っ張って見える窓の上は室内(外部ではない)となっています。

窓だけ部屋に飛び出して、書斎からカウチまで、窓を通して視線が抜けます。
包まれつつ抜けていると言った方がいいでしょうか?
こんなやり方もあるか?・・・という感じでした。

是非、このような包み込まれる空間を取り入れていきたい。

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ホントはいいアングルがたくさんあったのですが
欲張って、「絞り優先モード」で撮ってしまい・・・ぶれてしまいました。
使えません・・・・3脚がないと無理でしたね。
素人は無理せず、オートモードで撮った方が安全だと身にしみました(笑)。
by satoshi_irei | 2005-12-30 22:05 | ・俵屋旅館の不思議 | Trackback(1) | Comments(11)
大晦日も消えた・・・。
今日は夕方から「住宅建築」の打ち合わせ。
先程、Uさんから電話がかかってきて時間の確認、それと
「明日は出ていらっしゃいますか?・・・」とのこと・・・・・やっぱり(泣)。
先日の「正月の3が日くらいは休んで・・・」という電話は・・・本気だったようだ!。

この業界、2月号と言えば、こんなこと「想定の範囲内」ですから
喜んで出てきますよ(笑)・・・午後あたりから。

 *事務所に出てくると
 「建築知識」連載第6回の校正ゲラが送られていて(まだやっていましたか!)、
  締め切りが過ぎていました・・・申し訳ない。
  今回のテーマ(高級な椅子)は難しくて、小田原さんにだいぶ手を入れていただいたようです。
  なかなかの内容になっています・・・
  毎回のことですが、見開き2ページというのはもったいない・・・。
  こちらは特に修正がなかったので良しとしたところ・・・編集者も大変ですね。
by satoshi_irei | 2005-12-30 14:35 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(4)
旅の宿から
今日から事務所はお休み。
のんびり、京都に来ています。

吉村展につられたこともあるのですが、念願の「俵屋」に居ります。
「俵屋」新館は吉村順三先生の設計、
それも芸大時代の恩師である、若かりし頃の奥村昭雄先生の担当でした。

2階の小さな部屋、中庭を見下ろせる、
紅葉のきれいな「楓」に部屋を取って頂きました。

街から、一歩、中に踏み込んだ所から
何とも心地よい空気が漂っています。
部屋の中にもさりげなく、様々なしつらえが施され、
質素ながらも和風旅館の「おもてなしの粋」を味わっています。

部屋の片隅に中村好文さんの「意中の建築」が置かれていました。
「俵屋」は中村さんの意中の建築であったのです。
ここへくるにあたって、中村さんに幾つかアドバイスをいただいたのですが、
そのひとつが、旧館の2階にある、この「アーネスト、スタディ」に寄る事。
女将の亡きご主人、アーネストさんの書斎です。

午後5時をすぎると宿泊客に開放されます。
そこが何ともすてきな書斎・・・ひとり閉めさせてもらっています(笑)。

そこからブログをアップさせて頂いていますが、
詳しいレポートは、また後日。

宮脇檀さんが俵屋の事を「疲れる旅館」と話していました・・・
実測したりして、よく寝られない・・・寝るのがもったいないとのこと(笑)。
さて、実測でもしますか(結局は仕事)?
by satoshi_irei | 2005-12-27 18:32 | ・俵屋旅館の不思議 | Trackback | Comments(9)
葉山はのんびり・・・。
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今日は葉山の現場へ。
年明け、20日頃には完成します。

年内のチェックと言うことで出かけたのですが、
天気がいいこと、里山的なロケーションで、何とも気持ちがいい。

正直なところ、こんなところに住みたい。
仕事の写真はもう少し完成したところでアップするとして、
今回はご近所の様子を・・・こんな住まいや風景がいくつもあるところです。

鳶が空をくるりと輪を描いて、歩いてしばらくのところに「葉山牛」がいて・・・。
リビングからの視界、正面に茅葺きの家があって・・・
とにかく、いいところです・・・のんびりしすぎてしまいます。


設計:伊礼智設計室(伊礼智 島華子)
施工:高千穂

来年、1月半ば竣工予定。
OMソーラー・・・夏排気を利用した2階のサンルームが楽しそうです。

・伊礼智設計室は12月27〜1月3日までお休みとなります。
・その他の仕事については右のカテゴリの中からご覧下さい。
by satoshi_irei | 2005-12-25 19:35 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(2)
プリンタ・・・壊れる。
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昨日、突然プリンタ(エプソンPM−4000PX)が壊れた。
買って、2年8ヶ月・・・3年保証に入っていたので修理の話を進めると
来年まで掛かるらしい・・・これでは仕事にならない。

しかし、たまたま、年末で仕事が片づいたところだったので、
うまく修理期間が取れるかと思ったのだが・・・。
田中工務店の田中さんから家具図の取り立て(笑)、
だめ押しで住宅建築のUさんから図面の追加取り立て(泣)・・・、
これはどうにも逃げ切れないと観念・・・。
おまけに、Uさんからは「お正月、3が日くらいは休んでください・・・」とのこと。
暖かい言葉と受け取るか、「正月もやるぞ!!」と受け取るか・・・難しいところだ。

というわけで、早速、買いに行きました。
池袋のビックカメラから、20キロはあろうかと思うエプソンPM−G5000を担いでくる。

話によると、4000PXと他の機種ではインクの互換性がないとのこと。
性能が良くなると言うことはインクから改良されているということか・・・何か釈然としない。
買い置きの大量のインクがもったいない。
仕事で毎日使うものは保証に入っていても意味がないということもよくわかった。

それにしても、保証期間中の4000PX・・・修理して使うかどうか思案中。
せめて、買い置きのインクがなくなるまで・・・
しかし、また、担いでいかなければならない・・・それも往復(泣)。

・伊礼智設計室は12月27〜1月3日までお休みとなります。
・その他の仕事については右のカテゴリの中からご覧下さい。
by satoshi_irei | 2005-12-25 16:34 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(5)
今日も撮影・・・「東京町家・9坪の家」
いい天気です。
今日は、「東京町家・9坪の家」住宅建築2月号の撮影。
担当の森泉と居住の聴講生を送り込みました。
カメラマンはいつものように西川さん・・・
いい写真が撮れるといいですね。

今回の特集は
生産システムをもった住まいのつくり方、
「プレタポルテ」の家づくり・・・と言った方がいいでしょうか。
「東京町家」という家づくりを紹介していただきます。

設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾)
施工:相羽建設

・伊礼智設計室は12月27〜1月3日までお休みとなります。
・その他の仕事については右のカテゴリの中からご覧下さい。

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by satoshi_irei | 2005-12-24 10:52 | ・住まい・建築 | Trackback(1) | Comments(3)
子供のための空間・・・「室内」2月号
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今日は「室内2月号」の取材でした。
今回は子供のための空間がテーマ。
世の中、物騒になって、子供の遊び場も難しくなってしまいました。

つくば・大角豆(ささぎ)の家・・・未発表の仕事。
ちょうどいい切り口かも知れません。
何しろ、子供が走り回れる家です。

家の中だけではなくて、外と中の間で遊ぶ、そして外を感じる・・・。
半戸外的空間・・・外と中のあいまいな空間は、
子供たちに面白い影響を与えるのではないか?ということを常々感じます。
子供たちの成長にとって有意義な空間・・・意識していくべき事なんでしょうね。

設計:伊礼智設計室(伊礼智 協力:椿千賀子 )
施工:エム建築工房

・伊礼智設計室は12月27〜1月3日までお休みとなります。
・その他の仕事については右のカテゴリの中からご覧下さい。

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by SATOSHI_IREI | 2005-12-23 21:03 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(2)
「北葛西の家」  住宅建築2月号の撮影
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水曜日は、学校へ行く前に西葛西の撮影現場に陣中見舞い・・・。
住宅建築2月号で「東京町家・9坪の家」と共に取り上げていただく予定。

ブログでお馴染みの住宅建築の中村さんが、
担当のUさんに替わりピンヒッターでいらっしゃいました。
カメラマンはいつも撮っていただいている西川さん。

お昼を食べながらの話題が「うる星やつら」を実写版でやったときのキャスティング・・・。
これはなかなか難しい・・・。
「住宅建築」誌の現場ではこんな感じで仕事が進められています(笑)。

西葛西の家のお嬢さんがその日、入籍されたとのこと・・・めでたい!!
ところが、なかなか新居が見つからない。
「伊礼さんのせいですよ!!」・・・とのこと。

どうしても、この家の心地よさが基準となり、
なかなか納得いく物件が見つからないとのことでした(困)。

確かに、知り合いの建築家は
娘が2人とも子供を連れて、出戻ってきたり(笑)・・・。
娘のいるお宅では心地よい家は厳禁にした方がいいかもしれない(笑)。

それを聞いた西川さん、
心地いい家を建てれば娘がそばにいてくれる・・・いいことを聞いた・・・なんて感じでした。
娘を手放したくお父さんはがんばって心地よい家を建てましょう・・・たとえ小さくても!!

しかし、この北葛西の家を発表するときの名称をどうしたものかと悩んでいます。
千葉学さんは「うなぎ」シリーズをやっています。
東京町家はそれに対抗して、「あなご」シリーズにしましょうか(笑)?・・・江戸前ですからねえ。

設計:伊礼智設計室(伊礼智 島華子)
施工:田中工務店

・伊礼智設計室は12月27〜1月3日までお休みとなります。
・その他の仕事については右のカテゴリの中からご覧下さい。
by SATOSHI_IREI | 2005-12-23 15:45 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(8)