![]() 27日、28日とOMゼミナールで京都へ。 中断していたOM地域建築賞が久々に復活、 「東京町家・9坪の家」が設計者部門でノミネートされており、 最終審査のためのプレゼンを行いました。 結果は・・・優秀賞。 今回から大賞は工務店部門のみとなり、設計者部門では優秀賞が最高の賞となりました。 なんとか、優秀賞3点に選んでいただき・・・ほっとしているところです。 審査員は建築家・永田昌民さん(審査委員長)、 芸大教授の益子義弘さん、同じく芸大教授の片山和俊さん。 講評として片山さんより「うますぎる・・・審査員を変わってほしい」と 冗談混じりに言われてしまいました。 うますぎるというのは褒め言葉かどうか微妙なところで(笑)、 手放しでは喜べないところもあるのですが・・・ 賞を頂けたのですから、素直に褒めていただいたと解釈しましょう(笑) ![]() ![]() ![]() 写真、前列が設計者部門受賞者、後列が工務店部門受賞者。 今回は東京町家が大活躍・・・ 工務店部門で田中工務店が優秀賞(設計協力、K+Yの竹内さん)、 相羽建設の仲田さんが奨励賞・・・これまで一緒に仕事をしてきた方々が評価され、 自分のことのようにうれしい。 さて、地域建築賞が決まったのも束の間、 OM設計スクールの報告で30分お話させていただきました。 地域に対座し、その上で地域性を超えてきて欲しい・・・ と生徒さんに新たな宿題を投げました(笑)。 おそらく、そのような仕事が地域建築賞の対象となるはずです。 その後、地域建築賞の表彰を受け、 さらに今度は設計セミナーの優秀者の表彰をさせていただきました。 舞台に上がりっぱなしの1日だったように思います(笑)・・・皆さん、お疲れ様でした。 これまで一緒に仕事をしてきた、相羽建設の皆さん、迎川さん、田中工務店さん・・・ まずはおめでとうございました、そしてありがとうございます。 しかし、自分が本当に審査員だったら、あんな風には褒めませんので(笑) 気を引き締めて行きたいと思います(笑)・・・自分も含めてまだまだです、 やりたい事、到達したいレベルは、まだまだ遙か先ですので、よろしくお願いいたします。 2007年 OM地域建築賞 優秀賞 東京町家9坪の家 設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾) 施工:相羽建設(監督 和田さん、 大工 高橋さん) ![]() ![]() 東京町家・あずきハウスのオープンハウスと同時に 竣工後1年9ヶ月めの9坪の家も同時にオープンハウスを設けさせていただけた。 よく聞かれるのは、本当にあの緑のスクリーンでプライバシーは大丈夫なのか?ということ。 もちろん、完璧では無い・・・しかし、竣工時と比べると、 冬とはいえ、クロチクのスクリーンも密度を増した。 完璧に町を遮断することが目的ではなく、「ほどよい関わり」のために植物を利用する。 しかし、KOKONOMAさんの器量によるところが大きい(笑) 建築評論家の植田実さんがいらして、「住まい方がいいなあ・・・」と微笑みながらつぶやいた。 住まい方で住宅という建築は生かされるとつくづく思う。 昔、清家先生が授業の中で「芸術とは何か?」と聞かれたときに ちゃんと答えなければならない歳になった・・・とニコニコしながら話してくれた。 「この歳になってもまだ分からない」というのはずるい(笑)・・・と。 清家先生によると「一度見て、また見たくなるものが芸術でいいのでは?」ということだった。 いい住宅とは何か?・・・といわれると答えるのに窮する。 まだ、答えられる歳では無いのだが、清家先生を参考にすると 「また、見に行きたいなあ・・・」とか「住んでみたいなあ」と思える家が いい家ではないかと思う・・・9坪の家は何人もの人がまた、見に来てくれた。 住んでみたい・・・といっていただける方も多い。 設計、施工、住まい手のバランスの取れた家だと思う。 設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾) 施工:相羽建設(監督 和田さん、 大工 高橋さん) 日本建築学会 作品フォーラムにて9坪の家の見学会
エコビルド賞の応募パネルです。
締め切りの前日、住宅特集やらJAに発表した資料をかき集め 文章に手を入れて作成したものです。 (これにA4サイズで追加資料を添付します) 他の応募案が大変なエネルギーをかけた力作揃いの中、 パネル制作も「省エネ・省資源」でのぞんだ事がエコビルド賞へつながったようです?(笑)。 頑張って応募した皆様・・・申し訳ございませんでした(笑)・・・ そして、どうもありがとうございます。 ![]() ![]() ![]()
![]() 先日のOM設計セミナーで訪れた時の外回り。 緑の成長は予想以上で、 立派に半透膜と呼べるようになっていました。 この半透膜から、家の灯りが漏れてきたり、 町の声が聞こえて、風が町の薫りを 家の中へ運んでくる。 住まいの生活感の連鎖が 「まち並み」と言えると思います。 ブロック塀やフェンスがなくなるだけで 町は変わる。 設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾) 施工:相羽建設
![]() English Here 浴室乾燥使用報告 昨年から「OMの夏排気利用の浴室乾燥」を試みています。 完成が2件、工事中が2件・・・設計中でリクエスト数件・・・。 東京町家・9坪の家の住人であるkokomaさんから貴重なレポートを頂きました。 その上、改良案の提案まで・・・。 今まで捨てていた「排気」をいつ、どのように、何に利用できるか・・・ まだまだ、これからも工夫のしがいがありそうです。 設計:伊礼智設計室 施工:相羽建設 ![]() おさらいも最後。 最後は夏のOMの新たな試みを紹介しましょう。 別にたいしたものではないんですが、以外とやられていなかったことです。 OMソーラーシステムは夏、お湯とりをした後の空気を捨てていました。 集熱した約3割ほどでお湯を採り、残った約7割を捨てていたのです・・・ ちょっともったいない。 そこで、今回は、タイマー付きの切り替えダンパーを T型ハンドリングの制作社である「トモス」に用意していただきました。 浴室が乾燥室に早変わり、使い方によってはサウナのようでもあり、 楽しい仕掛けになりました。 こういう仕掛けは楽しさがないとだめですよね? ![]() ![]() 設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾) 施工:相羽建設(監督:和田宏康 大工:高橋忠二) 写真:西川公朗 *ハンドリングボックスは伊礼撮影。 ![]() おさらいが滞ってしまいました。 2階の和室の写真。 普段寝室として使います。 布団を片付けると 2階のリビングのように使えます。 まるで昔のちゃぶ台暮らしのような世界です。 バルコニーの内側には いつものように板を張って インテリアの延長として 感じるようにしています。 ロフトは収納と 奥がOMハンドリング ボックスの機械室。 設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾) 施工:相羽建設 写真:西川公朗 *この住宅は現在発売中の 新建築・「住宅特集」10月号に掲載されています。
リビング廻りをまとめてみました。
天井高さ2200の3間角(9坪)の建築面積です。 対角線の最大視覚を意識して開口を取ってあります。 2畳の和室は180上げて、北面の開口部は内法1500まで下げました。 空間に変化がでて、小さな家が「単調」に陥いる事を防いでいます。 新建築・住宅特集10月号 設計:伊礼智設計室 施工:相羽建設 写真:西川公朗 ![]() ![]() ![]()
リビングルームを見渡すと・・・こんな感じです。
階段側の間仕切り部分はベニヤで柱とゾロの真壁納まりにしています。 階段下を入り口とし、リビングの収納をパントリー側にまとめることで、 広がりのある、すっきりした空間を確保しようとしました。 設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾) 施工:相羽建設 写真:西川公朗 ![]()
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