2007年 04月 05日 ( 1 )
読売新聞 「東京ストーリー」
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読売新聞5月5日の朝刊、「東京ストーリー」という連載で取材していただきました。
「街とつながる沖縄風の家」、「隔てず侵さずテーゲー設計」(絶妙な表現です)という
見出しで紹介されています。
ノンフィクションライターの枝川さんがうまくまとめていただいて
一般の方にも分かり易い内容になっているかと思います。
一度、ご覧いただければと思います.

最近、話した事をまとめていただいた記事を自分で読み返すと
いろいろと考えることがあります。
悪戦苦闘して、自分で分かり易く書いたものとは違って、
分かりやすくお話して、まとめてもらうと
どうしても一部しか伝わらないように思います。
あるいは、誤解を招く事もありえるだろうな?と思うのです。

紙面で目に入る「テーゲー」(いい加減)という言葉、
「100点満点でなく、80点のテーゲーを目指す」という文章は、
安易に「無理をしない、がんばらない」、
「自分のエゴを出さない」と言うのとはちょっと違うのです。

最大限努力をして、完成度を上げて、その上で緊張感がちょっと和らいだ,力の抜けた、
美しくて可愛いものができないか?、
緊張感の固まりみたいな建築でなく、きれいだけれど気持ちを解してくれるようなもの、
それが目指すところの「テーゲー」(良い加減)な水準だと思っています。

「テーゲー」な80点はエゴを押し通した100点を超えると思うのです。
エゴ(自分)を超えていかなければなりません。
ですから、自分では100点以上を目指しているのです(笑)。

そんな事をうまく言葉で表現していかなければなりませんし、
それがまた、魅力ある言葉でなければと思っています。。
普段から難しい事を考えながら設計しているはずもありませんが
出来上がったものを、うまく、分かり易く説明していくのは難しい。

いくつかの「キーワード」を浮かび上がらせ,設計の指針とするくらいが
ちょうどいいのですが、いろいろと誤解を招くのでしょうね(笑)。

さて、「テーゲー」という概念を深化させていかなければと思います(笑)。
by satoshi_irei | 2007-04-05 16:48 | ・掲載誌 | Trackback | Comments(13)