京 静華 プレオープン
京 静華
〒606−8344 京都市左京区岡崎円勝寺36−3 2F
TEL・FAX 075−752−8521



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昨日は京都へ。
「京 静華」のプレオープンです。
東山の駅から歩いて5分ほど、通りに面した小さなビルの2階に
ひっそりとある・・・といった感じです。
今回の設計は永田昌民さん。ホタテ漆喰の白を基調とした永田さんらしいインテリア。
お店の幅が2間半切るかな?というほどの細くて奥に長いお店。
手前にテーブル席、中央に厨房、その奥にトイレ、
一番奥が個室扱いにできる円卓のコーナー・・・模範解答と言ったプラニングでした。

お店に入ってすぐ目をやったのが厨房・・・前の店の半分以下の面積でした。
前回のお店はあれもこれもとやってみたかったことを盛り込んだものだったと思いますが
今回はどうそぎ落としてどのような工夫をしたか?に興味がありました。
一見して判断できるようなものではありませんが、オープン前のことですから
試行錯誤の最中と言った感じでした。

さて、昨日いただいた料理。
準備ができるまで外のテラスでシャンパンをいただいて、
しばし小池さんと「れんれんゼミ」の話で盛り上がったところへ案内が・・・。
まず、小さな「アワかゆ」が出てきました。
シャンパンの味を払拭して、全てをリセットするかのような
淡泊で優しい味・・・簡素でありながら気品のある、なんとなく京都っぽい気がしました。


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前菜は以下の通り。
蒸し?ゆで?エビ、野菜の酢づけ、菜の花の青菜炒め(事務所でも挑戦したい)、
ピーナッツの炒め物(くせになるおいしさ)、
トマトとイカ炒め物?(あっさりとしているのでゆでイカかも?)、小鮒酢づけ(口の中で溶ける)、
牛のすね肉のスライス(品のいい味わい)、ヨーロッパから取り寄せた鳥のゆでたもの?、
ピータンとガリ(ピータンは得意ではないのですが、これはとても美味しい)、
クラゲのからしあえ(芥子とクラゲがとてもよく合う)。


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ここでフカヒレスープが出てきます。
フカヒレたっぷり。


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主菜が続きます。
分かってはいたのですが、ここまでにシャンパンやビール(えびすのグリーン)を
勧められるままに飲んでしまい、気を引き締めました。

先ず、鮑とホワイトアスパラの炒め物、もちろんキモを合わせたソース。
なんだかイタリアンな感じがしました。オーリーブオイルをつかったかと思ったくらいです。
残ったソースにパンが欲しいという声も・・・。

次の鳥とタケノコの炒め物ははんなりとした、素材の味わいがします。

大きな鯛の蒸しものがやってきました。
腹の部分の油がとろっと溶ける不思議な食感。
身もミディアムレアといった感じで技術のいる難しい料理だと思います。

白い皿に真っ赤な伊勢エビが2匹、身が豆とともにクリーム?であえられています。

酢豚も取り合わせが普通と違います。ジャガイモと小タマネギのようなものとあっさりと。

最後は焼きそば、いつもなら手打ち(静華は麺もうまい)なのですが
今回は時間がなくて市販のもので・・・・それでも美味しいのはもちろん、
ソースが見た目とちがってあっさりしています。自分で香酢とラー油を掛けて食べます。

静華はもともと化学調味料を使わないので一般の中華料理屋さんのような
強い、濃い、刺激的な味わいではなくて、すっきりした新しい中華をめざしていました。
今回はさらにそれがひとつ進んだように思えました。
素材の味がよくわかり、ハーモニーがいい・・・それが京都という地の影響かどうか?


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さてデザートはというと、
静華といえば例の杏仁豆腐が出てくるのですが・・・・今回はそれを封印、
しかし、贅沢なことにツバメの巣とメロンのシャーベット、
スープのかんてんと合わせたデザート。
前回の店の時に食器を依頼した中野吾朗さん作の器で・・・。

帰り際に厨房に入れてもらいました(笑)。
宮本さんとは言葉を二言三言、交わしただけですが
まだ、新しい厨房に慣れてないなのかなあという感じで、
これからどんどん完成度が上がっていくことでしょう。

新しい店はスタッフが少なくて下準備も大変だと思いますが
頑張ってください・・・24日、小池さんと共にまたお邪魔できるかも知れません(笑)。
まずは、無事・・・お帰りなさい、そして、おめでとうございます。



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by satoshi_irei | 2008-04-16 11:33 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(8)
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Commented by tokyomachiya at 2008-04-16 18:31
伊礼さん、はっきり言って食べ過ぎです!
不愉快だから、料理のコメントは差し控えさせて頂きます。(笑)
今度『菜の花の青菜炒め』ご馳走してください♪

さて、出窓の写真の壁が曲がって出る所の線は、本体の壁が少し飛び出して薄くシャープな印象を出しているのでしょうか?

それと、ダウンライトに照らされた出窓天井がスチップル仕上げのようなパターンに写っているんですが、今までの永田さんには無い手法に見えますがいかがなモンでしょうか?
Commented by sosakujo at 2008-04-16 18:51
すばらしいご紹介です。かすかに舌に残された記憶が蘇りました。
宮本さんは、ぎっくり腰をやられ、その状態であの料理をつくられました。我慢強いというか、執念というか・・・。

24日もぜひどうぞ。24日は秋山さんがご一緒なので、横を向いたり、喋っていたりすると、お皿に料理が残っていなくなるかも知れません。でもそれは昔の話で、今は小食であるとご本人から伺っていますが・・・。


Commented by satoshi_irei at 2008-04-17 10:38
迎川さん
あそこは壁面収納になっていて扉のラインが写っています。
インテリアのきれいな写真が取れていないので
今回は出していません・・・誤解を生んでもいけませんので(笑)
Commented by satoshi_irei at 2008-04-17 10:41
小池さま
ありがとうございます。
秋山さんがいらっしゃるといっしょに大量のビールを飲んでしまいそうですね。
22日あたりから、巡業が始まりそうなので、日程を調整してみます。
Commented by fuRu at 2008-04-17 11:51 x
素晴らしいお料理の数々ですね。
静華さんのお料理は一度だけ浜松でいただいたきりですが
その時の記憶がよみがえります。
京都に行く機会があったらぜひ行ってみたいですね。
Commented by satoshi_irei at 2008-04-17 13:05
古川さん
是非・・・予約が必要だと思いますが・・・。
実は、こっそり、前回の店からのお下がりで
立ち飲みコーナー用のスツールが2脚ありますので
もしかしたらちょっと一杯・・・というのも大丈夫かも知れません。
Commented by cue009 at 2008-04-20 22:08 x
はじめまして。浜松在住のcue009といいます。

静華を検索して、お邪魔しました。


家族3人とも静華の大ファンでした。
先日、宮本さんから京都にお店を出す旨のお葉書をいただき、静華の料理を食べに京都に行きたいねと話をしていたところです。

2歳の娘がいるので、もっぱら休日のランチに行くことが多かったのですが、私は天津飯が大好きで、そのことをブログにも書いてありますので、よろしければ、遊びに来てください。

天津飯はこれからも食べられるのか、非常に気になります。
Commented by satoshi_irei at 2008-04-21 15:24
cue009さん
はじめまして。浜松からですとちょっと遠くなりましたね(笑)。
天津飯は食べたことがないですね。ブログを見させていただきます(笑)


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