昨日は住まいの環境アワード2008の表彰式。
昨年まで東京ガスの「住まいのあたたかな空間」コンクールとして定着していた。
今年から装いの新たに「住まいの環境アワード」としてスタートした。
応募数も昨年の100弱から、今年は188もあったとのこと。
その中から何とか残れて光栄です。
エコビルド賞で惜しくも落選した薩田さんが今回はグランプリ。
シンポジウム終了後のパーティで、エコビルド落選時の悔しそうな様子を
奥様からお伺いして、感慨深いものがありました。
「あの時、ぼくの前に伊礼さんが立ちはだかって、、、(伊礼さんは)2度目なのに、、、」
と面白おかしくお話させていただきました(笑)。
本当におめでとうございます。
今回は審査員の顔ぶれからちょっと異色な
「濃い」エコ作品が上位に入ったと思います。
審査委員長の内藤廣さんの意向で、
環境を考えた建築は正直であるべき、、、という意志があったようです。
パーティでは作品に関わったスタッフたちなども加わって大勢で盛り上がりました。
千葉学さんと「環境」の広げ方、捉え方は難しいね、、、
というお話をしていたのですが、
シンポジウムでの「環境も消費されはじめている」という発言もあって、
今後のエコ、環境建築の方向性は見えにくいように思います。
千葉さんの「自分の問題として捕らえることができること、、、
例えば海が好きな人は海が汚されると嫌だと思うように、、、」という話が
リアリティがあるように思えました。
なかなか地球のことまでは頭が回りませんしね?