新年早々のオープンハウス。
我孫子の家(改装工事)です。
築18年、地下付きの住まいを直して住もう、、、という仕事です。
下の写真が改装前、、、
クロスの壁天井に合板の床、ダークな色調の家具、出窓付きという仕様。
それをどうしたか?
プランはほとんど変えていません。
リビングの壁を一部、取り払ったくらいで
後は開口部廻りと造り付けの家具、床暖房などの設備を施しています。
壁天井、日本エムテクスのビーナスコート。
卵の殻から採ったコラーゲンをバインダーとした火山灰クリーム、、、
うちの事務所と同じ仕様です。
床はカエデの無垢、、、奥さまが軽い「化学物質過敏症」。
色々と材料を吟味し(針葉樹に反応する方でした)、試して決定しましたが、
2年後に発症するかも?というような難しい仕事でした(もう6年経ち、問題は起きておりません)。
既存の出窓廻りの断熱の強化で障子を入れていますが
引込みにしたいので、また障子を廻してみました(笑)。
ぐるっと障子を廻して左側の壁の中へ納めます。
去年(2007)の暮れにでき上がっていたのですが
しばらく置いて(化学物質を少し抜いて)、そろそろ引越となります。
しかし、今回も思ったのですが、壊してごっそり作り直した方が楽と言えば楽なのです、、、
今回は改装というよりも「直して住む」という感覚。
工務店にはお手数お掛けいたしました(笑)。
我孫子の家の改装
設計:伊礼智設計室(伊礼智 一場由美)
施工:国工務店