昨日は建築家の横河建さん、みかんぐみの竹内昌義さんと3人で座談会。
日経アーキテクチャアと日経ホームビルダーでは今度、
建材と設備の製品評価を中核に据えた専門情報ウェブサイト「建材、設備ガイド」を立ち上げる。
専門家の製品に関する生の声を蓄積し、意見交換ができるサイトになるらしい。
10月1日よりスタートするのだが、日経アーキテクチャアでも紹介するので
日頃、建材や設備に感じている事、メーカーに対する意見、
今度のウェブサイトに関する期待などを話して頂きたいと事であった。
横河さんはシンプルでスタンダードな製品が欲しい事、
そのようなものがどんどん廃番になり、その理由さえ分からない事、
作りたい製品がまだまだたくさんある事などを話された。
建築界の大御所らしく、話は多肢に渡り、
時には基準法に噛み付き、随分と場が盛り上がった。
竹内さんは、一般の人たちの情報力がアップしてきているのだが、
個々の製品に関する小さな情報よりも建築には大事なことがある、、、、
という事を指摘された。話の流れの関係で掘り下げることにならなかったが
このようなウェブサイトの落とし穴のようにも思える。
その他、エアコンなど、もう少しこうだったら、、、、という具体例を指摘された。
ぼくはといえば、トステムの講演会と同じ(元々はそれがきっかけだった)。
「半製品」、、、僕らが手を加える余地がある製品がほしいこと
目立たないけれど、よくできたスタンダードに成り得る製品がほしい、
少ロットにメーカーが対応してくれるようになってほしいこと、
建築家とメーカー、施工者の協力が必要である事をお話した。
今度のサイトがそのきっかけなればいいと、、、。
座談会の様子はウェブ用(動画付き、、、笑)、誌面用とまとめられるとの事。
是非、ご覧いただきたい。