豫園老路から横道に入ると、生活臭い商店街となる。
路地の生活が表まで出てきて、何だか愉しい。
あちこちに思い思いの椅子が置かれ(竹のイージーチェアと低いスツールが多い)
おしゃべりに花が咲く。
商売繁盛?の間が抜けた狛犬も町を楽しくさせている。
そこからより生活臭い路地に分かれていく。
工事中の現場の足場は竹を組んでいるのだが、足元が固定されていない(怖)。
町のどこへ行っても涼みながらのおしゃべり。
国の政策なのか?町内会の発案なのか、単なる流行なのか?
路上のエクササイズコーナーがあり、ひと目をはばからず励んでいる(笑)。
ここで見られる人間くささは日本の町から一切なくなってしまった。
もちろん、ここまで泥臭く表に出てくると、逆に「マナー」の問題に触れる、、、。
もう少し、フィルターをかけたような、半透膜を通した感じよい「生活感」が
町ににじみ出てくるような住宅がつくりたいと思うのだが、、、。