大工泣かせの竣工パーティ
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先日完成した相模原の家の竣工パーティが行われた。
大工の佐々木さん、小野寺さんチームはじめ、関わった職人さんたち、
うちの家族・工作員までお招きいただき多いに盛り上がった。
今回は、元締めであり、天才・秋山大工も参加、この家の出来上がりに満足そうであった。

佐々木・小野寺チームは普段、社寺をやっている大工さん、住宅ははじめてとのこと。
秋山大工が「油断すると、軒先が反りかえったものにされるよ」・・・と言っていた(笑)
彼らが言うには、この家のように水平ラインをきちんと出す仕事の方が遙かに難しいらしい。

現場でも、提出する図面をノリノリで読み込んでいい仕事していただいた。
また、このチーム・・・社寺やってるだけあって、いまだに手鉋である。
お昼休みも時間があると鉋を研いでたらしい。
鉋の威力は仕事の完成度に現れ、空間に緊張感が出たように思う。

その日、大工チームはとても楽しそうだった・・・
初めての住宅でありながら、十分、力を発揮できたのではないか・・・。
こんなに現場の大工の仕事に興味を持って、
大事にしてくれたクライアントもいないと・・・
あの、秋山大工が涙を流しながら話してくれた。
腕も、心意気も・・・いい職人がいないと、いい住まいはできない。
普段と違う意味で、大工泣かせの仕事であった(笑)。


カメラマンの西川さんの写真が上がってきたので
少しずつアップ、アップしたいと思います。

相模原の家
設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾)
施工:相羽建設(監督 早川 真)
by satoshi_irei | 2006-07-20 10:26 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by tokyomachiya at 2006-07-20 11:34
ほんとうに、こういう腕を持った職人を活かすには、
仕事を理解して価値を認めてくれる住まい手が必要です。
あの秋山棟梁の目に涙が光りましたか・・・・。
最近は、普請道楽なタニマチがいなくなりましたからね。
Commented by satoshi_irei at 2006-07-20 11:37
秋山棟梁も歳をとったのかも知れません・・・。
Commented by K at 2006-07-20 21:10 x
月並みな言葉しか書けませんが、素晴らしい方達に出会えて本当に幸せでした。伊礼先生から広がった出会いがこんなに素晴らしいものになるとは去年の今頃は思いもしませんでした。
日本の大切な文化をこうして静かに確実に継承しておられる方達と出会い学ぶことができたことはこの家とともに宝物になりました。
私たちがこの家の住まい手として相応しいのか自信はありません。
でもこの家が愛しい気持ちは日々増していきます。
子供達も本当に(ひやひやするくらい)ストレートに愛情をぶつけています。(笑)
この家の床が飴色に変るころ、この家から大切なことを学んだ家族はやっと一人前の住まい手となれるのかもしれません。
・・・現場で集めた鉋屑も大切な宝物です。
Commented by satoshi_irei at 2006-07-20 22:21
先日はごちそうさまでした。
数々のごちそう・・・大工が遠くに住んでいるもので
早々と帰ってしまったのですが、ソーキ汁も食べたかったですね・・。

夏場、雨戸を解放して寝たい・・・
というご要望で出来た網戸付きのガラリ戸が
この家の要的な役割となりました。

それにしても、子供たちが怪我をしないようお祈りいたします(笑)。


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