東京町家/深大寺の家 8
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エル型の配置、振れている方位、その上小さな家・・・
omソーラーにとって、集熱屋根面が確保しにくい難しい仕事でした。
omとしては、この集熱面積がぎりぎり・・・。

単純な屋根では納まらず、プレカット工場の皆さんや大工さんには面倒をかけてしまいました。
紀州のプレカット工場で、たまたまこの家の図面を見かけた木造の大家である先輩が、
「かっこわるい屋根だなあ・・・」とつぶやいていたそうです。
ところが設計が僕だと分かると「まあ、いろんな理由があるんだろう・・・」と
必死でごまかしていたとのこと(笑い)

確かに苦労はしましたが、それほどかっこ悪くないでしょう?

設計 伊礼智/伊礼智設計室(担当 松長浩子)
施工 相羽建設(監督 早川真)


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by satoshi_irei | 2004-10-10 12:04 | ・住まい・建築 | Comments(2)
Commented by 迎川 at 2004-10-12 11:28 x
平面的に角度を振った場合、デザイン的に一番苦労するのが屋根と軒の収まり。
雨樋の事もあり、軒を水平にして勾配一定で屋根を葺き上げていきました。
良く見ると流れ長さの長いところ(平面的に幅の広いところ)は、少し高い位置から屋根がスタートしています。
これを図面で見ると、実際の建物以上に「かっこ悪く」みえるのです。
で、「もっと整理すればよかったのにね」と言う発言になってしまいました。
ね、民家型工法の巨匠Mさん、輝ける工務店の星Tさん!
図面の名前を発見した時の、両者の狼狽ぶりとその後のフォローは、実に見ごたえがありました。
裏側と言う事、片流れで逃げたという事で、実際には全く問題ありませんでした。
「東京町家」では、敷地を有効に使うために、敷地に建物を合わせて矩ではなくなる事があります。
そんな時、設計者の技量そして施工者の技量が問われます。
今回のように両者の技量が優秀だと、非常にうまくまとまります。
「東京町家」はそんな顔が見える関係の中で、お互いの信頼関係があるから成立する事も多々あります。
Commented by satoshi_irei at 2004-10-12 11:56
本当はもっと集熱効率がいい形もあるのですが、omのためだけに設計しているわけではないので、敷地をいかすこととのバランスが大事ですね。こういう時、シミュレーションは役にたちます。
断熱材をダンパック吹き込みでいったので、まあ合格点です。

それにしても、松井郁夫さんと田中さん(田中工務店)にはブログで判断してもらいますか(笑い)。


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